まさかの「人気ジリ貧対決」で顔を合わせたのは、永野芽郁(24)と本田翼(31)である。
低迷するフジテレビの月9の救世主として期待された永野だったが、放送中の「君が心をくれたから」は、世帯平均視聴率が5%台に突入し、月9ワースト記録更新も目前に迫っていた。
五感をすべて失う代わりに愛する男性の命を助けるという過酷な内容のファンタジーラブストーリーについて、芸能ジャーナリストの佐々木博之氏はこう指摘する。
「月曜から暗すぎるドラマは見たくないですよね。Tverのお気に入り登録者数は107万人を超えているので、脚本の内容と時間帯がうまくかみ合わなかったのかもしれません」
それでも、主演となれば数字は気になるもので、落ち込んでいる永野に事務所側のセコンドは、「今は視聴率はそんなに出ない時代だからと慰めています」(芸能記者)と、ひたすら防戦一方だ。
対する本田は、昨年1月に放送された冬ドラマ「6秒間の軌跡」(テレビ朝日系)、映画は22年4月公開の「劇場版ラジエーションハウス」(東宝)以降、女優業から遠ざかっていた。
「20代の頃は各局のドラマ班のオヤジスタッフが本田にメロメロで、彼女をいかに美しく撮影できるか、競い合っていた。しかし、いくら出演を重ねてもセリフは棒読みで、今では大根役者の烙印を押されている。致命的なのは泣きの演技ができないこと。さすがに30代はかわいいだけでは難しく、役者のオファーは減っているそうです」(ドラマ関係者)
背水の陣の中、永野は5月に映画「からかい上手の高木さん」(東宝)に出演。
「演技力を磨くため、舞台に挑戦しようと意欲的で、スケジュールを調整しているそうです」(芸能プロ関係者)
武者修行に出る永野に必殺パンチ誕生かと思いきや、本田が起死回生の一手を繰り出す。
「今までより時間に余裕ができたのか、肉体改造にハマっています。ファッション誌でも『おっぱいを大きくするのは限界があるけど、お尻は育てられる』と公言し、今、本田史上最高の美尻なんです」(前出・芸能記者)
ここでバッサー得意のオヤジを骨抜きクロスカウンターが炸裂! 見事に本田が大逆転勝利となった。