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西武に続き中日も「球団初のOB戦」開催…現役スター選手不在で「過去の遺産」を食い潰す

 中日が球団創設88年目にして初めて、OB戦を7月25日にバンテリンドームナゴヤで行うことになった。球団OBによると、

「出場者は今後発表される見通しで、年単位でOB戦開催を調整してきた。理由は2つありる。ひとつは歴史ある球団を盛り上げていく施策として、もうひとつはOB会の存在意義が問われているから。中日は毎年11月下旬にOB総会があり、現役監督と選手主力数人も出席して意見交換や叱咤激励の場になっている。最近は古参OBのことを知らない現役選手もだいぶ増えてきた。それなら存在感を最も引き出せるのは、と考えると、一堂に会してイベント形式でやるのがいい。難しい部分もあるよね」

 一方で別のOBは、

「今年3月16日に球団初のOB戦を開催する西武と一緒で、現役選手にスターがおらず、以前のような人気ぶりは感じられない。過去の遺産で食っていくきっかけになるのではないか。ただ、そうなれば、いつかは尽きるものだよ」

 そう言うと、厳しい現実を見つめるのだった。

 かつて大々的にOB戦を定期開催していたのは阪神、巨人だけで、これもテレビ局の支援があって成立していた側面がある。88年だから「末広がりで縁起がいい」という単純な理由だけでOB戦が企画された、ということではないようだ。

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