スポーツ

ヴィッセル神戸の中心選手が明かした「13位から優勝」大躍進のチーム舞台裏

 昨年、悲願のJリーグ優勝を果たしたヴィッセル神戸。シーズンを通して王者にふさわしい戦いぶりを見せたが、その前年は13位に終わっている。1年の間に何があったのか、どうして優勝できたのか。神戸の初瀬亮が橋本英郎氏のYouTubeチャンネルに出演し、中から見た躍進の理由を明らかにした。

 2022年と2023年の違いについて初瀬は、

「チームとしてやるべきことを明確にしたのが、いちばん大きかったと思います。(2022年は)ポゼッションするのか縦に速いサッカーをするのか、どちらにすればいいのかという面がありました。監督のやり方もあったと思うので、難しいシーズンでした。2022年の夏に吉田孝行監督に代わった時に方向性が固まり、去年は勝負強いサッカーができた。ピッチの選手とスタッフ、監督含めて一致したからこその結果かなと思います」

 チームの方向性ができて一致団結したことを勝因に挙げた。

 しかし橋本氏は、選手同士がモメたことがあったと指摘。それは2023年、第11節の名古屋戦。ロスタイムにゴールを許し、引き分けに終わった直後、言い争いになったのを目撃したという。これに初瀬は、

「試合中も言い合いはありましたし、ロッカーでもありました。僕も言われたことがあります。でも言い合いがあるからこそチームだと思うし、全員に勝ちたい気持ちがあって、それを求めていくにあたって大事なことだと思う。ないとチームも向上していかない。いい意味で、言い争いはあった」

 特に問題はなく、むしろ強くなるために必要なことであったと断じたのである。

 神戸は今年、開幕戦でジュビロ磐田に2-0で勝利。方向性と団結力は去年と変わらず、連覇の可能性は十分ありそうだ。

(鈴木誠)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
エスコンフィールドに「駐車場確保が無理すぎる」新たな問題発覚!試合以外のイベントでも恨み節
2
これも「ラヴィット!」効果…TBS田村真子アナ「中日×巨人で始球式」に続く「次に登板するアナウンサー」
3
日本人に大打撃!タイ政府「外国人締め出し」で長期滞在とビザ取得が困難に…そして口座凍結まで
4
ヤクルト・村上宗隆「上半身のコンディション不良」って何?「ポスティング移籍金」に影響するからと…
5
【NHK朝ドラ】今田美桜と河合優実の「見事なあんぱん」が弾む出色CMがコレだ!