新型コロナウイルスにより抑制されていた食事や飲みといった社交の場が戻った今、野球選手やサッカー選手が試合遠征先やキャンプ合宿などでの息抜きの幅が広がってきている。
例えば1、2月は宮崎や沖縄などのキャンプ地で過ごすことが多いプロ野球選手やJリーガーの、夜遊びの姿が目撃されているのだが、
「アテンダーと呼ばれる仲介人が幅を利かせて女性を集め、選手に飲みの場を提供する場面が増えました。メディア関係者がアテンダーとなってコンパを開くことも多々あります。昨今は女性の社会進出により、女性ディレクターや女性ライターが増えていますが、会を開くだけでなく、自らがアテンダー兼コンパニオンとなるケースも見られます」(スポーツジャーナリスト)
関西ではテレビ局、スポンサーによる選手接待も激増している。
「激烈なのは阪神タイガースですね。選手の囲い込みがすさまじく、ご飯からゴルフ、夜のお店まで招待して、接待漬けにしようとしています。コロナによって夜の活動が少なかったことで2023年は優勝はできたとも言われていますが、接待攻勢が盛んになってきた今年は連覇どころか、ちょっと気を抜けば再び低迷期に入る危険性すらあります」(在阪メディア関係者)
思い起こせば2017年、メディア関係者を交えてカラオケを楽しみ、当時のキャンプ宿舎「沖縄残波岬ロイヤルホテル」に女性をお持ち帰りした福留孝介が週刊誌にその様子をキャッチされ、醜態をさらすことになった。
また同年にはメディア関係者と阪神の若手選手がセクハラ合コンに興じ、その内情を告発されている。
タガが外れた選手たちの様々なスキャンダルが、またしても噴出することになるか――。
(田中実)