“間男連れ込み不倫騒動”で離婚後、芸能活動を休止していた矢口真里がバラエティ番組に復帰するや、爆弾発言を連発して話題を集めている。
矢口といえば「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)でテレビ復帰した際には、「相手もあることなので…」と元夫で俳優の中村昌也を気遣う素振りを見せて、不倫に関する具体的なエピソードに関しては口をつぐみ、終始謝罪に専念していた。
ところが、その後に出演した12月10日放送のネット番組「めちゃ×2ユルんでるッ!」、同月21日放送の「今だから言えるナイショ話」(TBS系)では、「男の人はすごく好き」や「実はまじめじゃないんです」「背の高い、かっこいい人が好きです」など肉食発言を連発したのだ。
さらには、休養中は不倫ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち」(フジテレビ系)にハマッていたことや、不倫現場を夫に目撃された場面についても、「ヤバいと思った」「修羅場です」など赤裸々に明かし、猛バッシングを浴びている。
復帰当初のダンマリ戦術から突然シフトチェンジした矢口だが、その背景にはどんな狙いがあるのか。
「昔は芸能人にとって好感度こそ命でした。好感度が高ければ短時間で高収入を得られます。芸能人にとって一番オイシイ仕事と言われるCMに起用され、高額のギャラを手に入れることができたからです。でも、最近は好感度よりも話題性や注目度のほうが重宝されるようになってきました。その背景にはブログを使ったアフィリエイトビジネスの隆盛が関係しています」(広告代理店関係者)
最近では多くの芸能人がブログを愛用し、日々の生活を綴っているが、芸能人にとってブログをやる目的は、ファンにメッセージを発信すること以上により大きなメリットがあるためだという。
「ブログにはさまざまな広告をつけることができるのですが、広告収入はそのブログのページを見た閲覧数、いわゆるページビューによって変わってきます。ページビューが多ければ多いほど、広告収入は飛躍的にアップする。要は、より多くの人にブログを見てもらえば見てもらうほど、収入がアップするわけで、著名な芸能人たちが多忙の合間を縫って必至にブログをやるのは、そういった副収入を得られるからなんですよ」(前出・広告代理店関係者)
このような背景もあり、芸能人の中には、ブログの閲覧数をアップさせて広告収入を増やすために、あえて過激な発言や書き込みをしてわざと炎上させる者もいる。
「例えば、元モーニング娘。の辻希美さんは、最近はあまりテレビには露出していませんが、ブログの収入だけで月500万円以上、年間6000万円を超えると言われています。辻さんは一時期、ブログで綴った家事や子育ての内容に関して、アンチファンからバッシングを受けて注目を集めましたが、その結果、ブログの閲覧者が飛躍的に増えたんです」(前出・広告代理店関係者)
最近ではあえて嫌われたり、叩かれたりするのを覚悟で、テレビ番組などで過激な発言を口にする芸能人も増えているが、その裏にはブログビジネスがあるというわけだ。
そして、渦中の矢口も、炎上タレントとしてブログビジネスに本腰を入れようとする動きがあるという。
「矢口さんは以前からブログをやっていましたが、最近はバッシングの影響もあり、急激にブログの閲覧数が増えています。ブログはファンだけでなく、アンチもチェックしますからね。今のところ作戦は功を奏していると言っていいでしょう」(前出・広告代理店関係者)
キャラチェンジした矢口が元同僚の辻を超える“神ブロガー”となり、莫大な収入を手に入れる日も近い!?