社会

【UMA騒動】パタゴニア無人島での格闘捕獲劇「双頭の巨人」はミイラ化して見世物小屋へ

 米コロラド州を走る観光列車に乗っていた夫婦が、山奥を二足歩行する「毛むくじゃらな謎の生物」の動画を撮影。それをSNS上にアップしたことで、ニューズウィーク誌などが取り上げ、大騒ぎになったことがある。昨年10月のことだ。

 かねてから、世界各地での目撃情報があとを絶たない「巨人」を思わせる未確認生物。驚くことに、世界には巨人と思われるミイラが現存する。それが米メリーランド州ボルティモアのアンティークショップ「The Antique Man, ltd.」に安置されている「カプ・ドワ」と呼ばれるものだ。だが、そのミイラが同所に流れつくまでには、それこそ長い時を経ての、様々な変遷があったというのだが…。世界のUMA事情を取材するジャーナリストが解説する。

「カプ・ドワは、南米パタゴニア地方の無人島に生息していたとされる巨人です。彼らは人食い族だったと言われ、スペインの船乗りたちがその噂を確かめるべく、1673年に彼らを捕獲しようと、この無人島に乗り込んだ。

 彼らの目の前に現れたのは、4メートルはあろうかという生き物。捕獲するどころか激しく抵抗され、多くの船乗りが命を失ったといいます。それでもようやく1頭の体を銃で撃ち抜き、なんとか捕獲に成功した。なんとそれが、2つの頭を持つ双頭性の巨人だったのです」

 船員たちはこの双頭の巨人を船に乗せてスペインへ戻ることにしたが、痛手を負っていた巨人は、ほどなくして絶命。遺体は長い船旅の過程で、ミイラ化してしまった。

「その後、ミイラは19世紀になってイギリスに運ばれ、そこからアメリカの興行師の手にわたってからは、見世物小屋やフリーク・ショーの目玉として、多くの観客の前で披露されたといわれています」(前出・ジャーナリスト)

 そうした経緯から、カプ・ドワのミイラは、専門家による学術的分析や検証が行われたことがない。

 ちなみに、パタゴニア人の巨大な人間種族の肖像画は存在するが、背丈4メートルはごくごく普通で、中には人間の数倍、数十倍の巨人もいたという伝説もある。ぜひとも最新科学を使った双頭巨人の分析が行われる日が来ることを期待したい。

(ジョン・ドゥ)

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