2010年から2018年まで現役だった元千葉ロッテの大嶺翔太氏が「闇金晒し」の被害に遭っていることがわかった。金融関係者が語る。
「以前から闇金業者はお金を貸す際に、本人確認と称して身分証明となる運転免許証や住基カードを手に持った状態での自撮りを要求しています。何もなければいいのですが、返済が滞ると脅し道具として活用するケースがあとを絶ちません。大嶺氏をめぐっても、とあるサイトに『寸借詐欺 初回飛び』とアップされていて、写真や自宅住所、連絡先、勤務先などが全て確認できる状態になっています。このサイトでは他にも著名アスリートが、複数回にわたり晒される被害を受けています。貸金業法で本人、保証人以外への取り立ては禁止されていますが、晒された画像や情報は社会問題になっているデジタルタトゥーとして残ってしまう危険性が指摘されています」
現役時代から借金問題を抱えて引退に追い込まれるなど、金銭トラブルが表沙汰になっていた大嶺氏。球界OBが顔をしかめて言う。
「各球団とも禁止していますが、選手間でお金の貸し借りをしてそのまま返済しなかったり、懇意の店で売掛で飲み、そのまま支払いをしないなど、金にだらしない選手が散見されます」
いま一度、お金のリテラシーを学ぶ必要がありそうだ。