盗撮疑惑で炎上したカリスマ美容師がホストに転身していると、「女性自身」が報じた。そのカリスマ美容師は、東京・原宿のヘアサロン「ice」の代表だったМ氏だ。
過去に「新田真剣佑のそっくりさん」としてテレビに出演した経験があるほどのイケメン美容師だったが、昨年10月に元恋人でモデルのAさんがSNSで、盗撮行為を行っていると告発し、大炎上した。
その後、「NEWSポストセブン」による直撃取材での、M氏の主張はこうだ。Aさんを盗撮したが、それ以外の女性には許可をもらっていた。ヘアサロンでの盗撮はしていない――。
だが、この反論が火に油を注ぐ形となり、M氏は「ice」退職をインスタグラムで報告した。昨年11月のことだった。
それ以降の活動は謎に包まれていたが、今年2月頃から、新宿・歌舞伎町でホストとして働き始めたというのである。
逮捕にまでは至らずとも、盗撮疑惑があった人物を雇うのは、ホストクラブではよくある話なのだろうか。ホストクラブの経営に携わる人物に話を聞いた。
「昔は前科持ちだろうが元暴走族だろうが、誰でも働くことができたのですが、2010年頃からホストクラブをクリーンなイメージにしようと、素行の悪い人物を雇わないホストクラブが増えたんです。当時、TwitterなどのSNSがメジャーになってきた頃で、それまでの厳しい罰金やイジメなどが横行していたブラックなホストクラブが晒されるようになったことが原因です」
では、その頃であれば、盗撮疑惑のある人物は雇わなかったというのか。
「そうですね、でも今は状況がまた変わっています。悪質ホストクラブ問題を受けて昨年12月に決定した『売掛廃止』によって、歌舞伎町を離れるホストが増えています。ホスト不足の今なら、たとえ炎上しようが、誰でもいいから入店してほしい、という感じかもしれませんね」
「女性自身」によれば、M氏が在籍するホストクラブに、そのホストがM氏本人なのかを確認したところ、「わからないです」と答えたという。ホストの過去をいちいち詮索していない様子である。