J2も含めたJリーグ通算220得点は歴代1位。突出した得点力もさることながら、レッドカードはもちろん、イエローカードにもほとんど無縁だったことから、現役時代は「ミスター・フェアプレー」と呼ばれた。
そんなサッカー元日本代表FWの佐藤寿人氏の引退後の私生活は、フェアプレーとは言い難いものだった。
佐藤氏は21歳で結婚し、3人の子を持つ父親。ところが「FRIDAY」が、佐藤氏が単身赴任先の東京で30代のセラピストと不倫関係にあることを報道。同誌の直撃に、佐藤氏は関係を認めた。
その影響か、DAZNで配信されたU-23アジア杯準々決勝、日本VSカタール戦で解説を務める予定だったが、元日本代表の水沼貴史氏に変更された。
DAZNのサッカー配信では、佐藤氏は常連ともいえる解説者。ストライカー目線の解説は面白く、声もいいなど、視聴者からは好評だ。
昨今、不倫に対するコンプライアンスは厳しくなり、放送・配信業界も例外ではなくなっている。特にスポーツ選手はクリーンなイメージがあるため、不倫疑惑が報じられると、大きなイメージダウンとなる。
「スポンサーがつく民放はもちろん、DAZNにも広告が入るため、今後の出演は難しいかもしれません。彼はDAZNのほか、NHKや民放のスポーツ番組、WOWOWなどでも解説者として出演しています。広島市内に自宅がありますが、東京での仕事が多い。仕事が激減するのは目に見えています」(スポーツ紙記者)
一発レッドカードとなって、メディアからの退場を余儀なくされるのか。
(石田英明)