同時期に日本代表として活躍した久保竜彦氏と小野伸二氏。2人をよく知る「野人」こと岡野雅行氏が、爆笑モノの秘話を明らかにした。
岡野氏は播戸竜二氏のYouTubeチャンネルに出演すると、お酒がまわって話題ががあちこちに飛ぶようになる。まずは久保氏のこんなエピソードを披露した。
「ドラゴン久保。あんなのいないよ。コンプライアンスって言葉、ドラゴンで消されたからね。テレビの番組で岡田(武史)さんの特集があって、中継がみんなにつながってコメントしていくわけ。ドラゴンに『岡田さんといろいろあったと思うけど、何かありますか』って聞いたら、ひと言『わからん』。あんなに長い間、ずっと岡田さん特集やって、最後にドラゴンなのよ。それが『わからん』で終わり。素晴らしいよね。悔しいもん。絶対ウケるじゃん」
浦和レッズと日本代表でともにプレーした小野氏については、
「リスペクトしてるのかな、俺のこと…」
と疑問を呈する。というのも、現役時代にこんなことがあったからだ
「サポーターの目の前で『リフティングやりましょう』って言うんだよ。俺、笑い者じゃん。あいつは肩でこんなになって、ピュンピュンて。俺にポンってボールを渡してくるんだよ。俺は必死じゃん。あれは(リスペクト)してないだろ」
2人のレジェンドの笑撃エピソードを明かした岡野氏だが、播戸氏からは自身の笑い話をバラされている。
「神戸の時に覚えているのが、前の日に飲んだんでしょうね、ちょっと遅刻して練習にベロベロで来て。終わった後、『今日は俺、歩いて帰るよ』と。反省の意味を込めて。何時間かかるんだって話ですけど。山麓バイパスも歩いてはいけないですから」
帰るのに相当かかったという岡野氏。その日は反省しても、次の日も同じことをやってしまうとか。いちばん面白いのは岡野氏なのかもしれない。
(鈴木誠)