沢口靖子が主演の人気シリーズドラマ「科捜研の女」(テレビ朝日系)の新作「シーズン24」が7月3日からスタートする。
放送枠は水曜夜9時だが、この枠は毎年7月に「刑事7人」が放送されてきた。ところが昨年をもって、東山紀之が演じる主人公が辞職。その代わりに「科捜研の女」が、例年よりも早くスタートするようだ。
「科捜研の女」は今年で開始から25年となる、多くのファンを持つ人気作とあって、新シーズンの登場には歓喜の声が上がっている。同時に「シーズン24」に関する予想も始まった。ファンが最も気にしているのは、科捜研のメンバーだ。テレビ誌記者も気になっていたとして、次のように分析する。
「新シーズン開始時に何の予告もなくメンバーチェンジすることが、これまでに何度もありました。今回ももしや…と考えるファンは多いんです。具体的には、山本ひかる演じる涌田亜美が外れるのではないか、と予想されていました。『シーズン13』からの登場と出演期間が長く、山本が今年1月に結婚したことが、その理由として挙げられます」
ただ、内藤剛志が演じる土門薫や、金田明夫の藤倉甚一刑事部長も登場するようで、公式サイトでは〈「科捜研の女」の世界に欠かせない全レギュラーが集結!〉と発表されている。
それどころか、なんと〈この最高の布陣に《驚きの新レギュラー》が加わる予定!〉とあって、ファンを驚かせているのだ。新レギュラーが誰かという予想は活発で、
「今シーズンのテーマが『原点回帰』ということで、以前に登場した人物がレギュラーに加わるのではないか、という見方が出ています。候補となっているのが、榊マリコの元夫である倉橋拓也(渡辺いっけい)と、マリコの父である榊伊知郎(小野武彦)。風丘早月(若村麻由美)の娘で、マリコを師匠と慕う風丘亜矢(松元環季)も挙がっています」(前出・テレビ誌記者)
さて、どんなサプライズを仕掛けてくるのか。放送開始が楽しみなのである。
(鈴木誠)