スポーツ

プロ野球独立リーグ「元ヤクルト捕手パワハラ事件」に降って湧いた「女性レポーター襲撃」ナゾ騒動

 プロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグ「信濃グランセローズ」の選手2人に、とある「罰則」が科された。「球団内での非紳士的行為が認められた」というのが、その理由だ。

 球団公式サイトで発表されたものを見ると、対象選手とその罰則として、

〈松井聖 7月2日より、5試合の出場停止〉

〈三浦ジェスヨロボ大颯 7月2日より、3試合の出場停止〉

 とある。球団代表のコメントは以下の通りだ。

〈この度の、松井聖コーチ兼選手、三浦ジェスヨロボ大颯選手の二人が行った非紳士的行為は、大変遺憾であります。今後、この様な行為が二度と起こらないよう、再発防止に努め、ファン、スポンサーの皆様にご支持いただける球団をつくって参りますので、引き続きご支援、ご声援賜りますようお願い申し上げます〉

 2人のうち、松井は元ヤクルト捕手だ。中部大学を中退後、四国アイランドリーグplusの「香川オリーブガイナーズ」を経て、2019年のドラフトで信濃から指名を受けて入団。2020年にリーグのベストナインに選出され、この年のNPBドラフト会議で、ヤクルトから育成3位指名を受けた。

 ヤクルト時代に1軍公式戦の出場はなく、イースタン・リーグでも目立った活躍はできず。昨年12月、古巣の信濃に選手兼任バッテリー・打撃コーチとして再入団している。

 球団発表はその後、ネットニュースで流されたが、リンク先として「【映像】女性レポーターを“襲撃”」などと、今回の件とは全く関係のないタイトルが記載されていたことで、「一体、何をしたのか」と野球ファンがざわめき立つことに。地元マスコミ関係者が語る。

「気になるのは当然ながら、松井とジェスによる『非紳士的行為』の内容です。球団は詳細を明かしていませんが、松井は練習にグラブを忘れてきた選手に『監督に報告するか、丸刈りにするか』を選ぶように言い、選手は丸刈りに。ジェスは日常的に、同じ選手への行きすぎた指導があったことが分かっています。いずれもパワハラ行為であることは明らかで、3試合や5試合の出場停止処分は、かなり軽いと言わざるをえません」

 松井が信濃に復帰したのは、ヤクルトで得た3年間の経験を若い選手に還元するためでもある。練習では誰よりも大きな声を出して選手を鼓舞する熱血漢だが、さすがに丸刈りを強要するかのような発言は、時代を問わず許されることではない。

 ヤクルトファンもすっかり呆れてしまったのではないだろうか。

(ケン高田)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
巨人・坂本勇人「2億4000万円申告漏れ」発覚で「もう代役・中山礼都の成長に期待するしかない」
5
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」