「あぁああああああ!」
「ぎゃあ―――――っ!」
「うぉお―――――――っ!」
「やぶぁあ――――――い!」
「んがぁあああああああ!」
「うわぁあああああっ!」
「おおたにしゃ―――――ん、ありがどぉおおおおお!」
7月7日、SNS上に「急にオススメに出てきた…」といった戸惑いの声とともに、見た人たちを硬直させたのが、断末魔のごとき叫び声を連発する、ブルーのシャツとベースボールキャップを身に着けた美女の動画だった。その美女とは、タレントの中川翔子。
7月に入って渡米していた中川はこの日、ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われた「ドジャース×ブリュワーズ」を観戦に訪れていた。そして、ドジャースの大谷翔平が〝30歳になって初〟となる第28号を放った直後の中川の様子が投稿されて、人々を驚かせてしまったいうわけだ。週刊誌記者が動画を見た印象を話す。
「ライトスタンド寄りの1塁側上段でしょうか。中川のXから投稿されていなかったら、彼女だと気づかなかった可能性があります。理由は、あまりに半狂乱だったから。どこかの熱烈な大谷オバサンが投稿した動画と勘違いしたでしょうね。そのくらい、これ以上は無理というほど大きく口を開けて叫び、飛び跳ね、何度も雄たけびを上げ、前に陣取っていた現地の大谷ファンとハイタッチをして、それでも収まらずまた叫ぶという状態が1分ほど続きました。喜びは必要以上に伝わりましたが、音だけを聞いていたら、とんでもなく危険な目に遭っている時の女性の悲鳴という感じです。この常軌を逸した喜び方に『大谷クンを満喫できておめでとう』と温かい目線の投稿はありましたが、実際は『どうやったらここまではしゃげるのか』と、ドン引きした人が少なくなかった。驚いて思わず音を消してしまったという人がいたように、一瞬、アブない人に見えてしまったのは事実です」
その半狂乱動画の前に、中川はアプリで加工した笑顔の画像とともに、実はこんな投稿をしている。
<ドジャースタジアムに今日も来ちゃった!大谷翔平様、生で!生きてる!いる!すごい!同じ空間に!大谷翔平さま!>(原文まま)
まさに大谷信者まる出しだが、すでにこれをチェックしていたファンがいたことで、問題の動画を温かい目線で見られたファンがいたようだ。だが、そんな事情を知らずに「オススメ」として押し付けられた人たちが、固まってしまうほどの半狂乱ぶりだったことは確かだ。
それにしても、1本のホームランで美女タレントがここまで我を忘れてしまうとは…。改めて、大谷パワーは恐るべしだ。
(田村元希)