いまだウクライナに爆撃を続けるロシアの独裁者は「ニセモノ」、すなわち「影武者」であるとする数々の「証拠」を、本サイトは提示してきた。となればプーチンは既にこの世にいないことになるのだが、急死に際しての詳細な情報と遺体の行方が大いに気になるところで――。(2024年6月5日配信)
本連載の第4回(6月4日公開)では、2023年10月22日夜、末期の膵臓ガンに冒されていたプーチン大統領が寝室で心肺停止状態に陥ったこと、その後、駆けつけた医療スタッフによる心肺蘇生術を受けて一命を取り留めたこと、などの電撃情報について詳報した。
心肺停止状態に陥った寝室がどこにあったのか(クレムリン内=ロシア大統領府内にある寝室での出来事だったのかも含めて)は今なおはっきりしないが、その後、独裁者はバルダイ(モスクワとサンクトペテルブルクの中間地点に位置する都市)にある秘密の別荘で静養中であると伝えられていた。
心肺停止騒動から4日が経った10月26日、「秘密の別荘で静養中だったプーチンが急死した」とする、超ド級の衝撃情報が飛び込んできた。
SVR(ロシア対外情報庁)の元上級幹部らが運営しているとされるテレグラムチャンネル「ゼネラルSVR(SVR将軍)」が、凄絶現場の生々しい詳細を以下のように暴露したのだ。
●10月26日午後8時42分、ロシア北西部のバルダイにある大統領邸(秘密の別荘)で静養中のプーチン大統領が急死した
●同日午後、プーチン大統領の健康状態が急激に悪化。夜8時頃に当直医が医師団を招集し、蘇生措置が開始された
●しかし危篤状態はついに解消せず、8時42分、医師団は蘇生措置を中止し、大統領の死亡を確認した
●医師団はプーチン大統領の遺体が横たわる部屋で、大統領警護官らによって身柄を拘束され、しばらくの間、遺体とともに部屋に閉じ込められた
●その後、プーチン大統領の遺体は部屋から運び出され、冷凍食品などが保管されている冷凍室に安置された
本連載の第2回目(6月1日公開)の記事では、「プーチンは大統領選前の2023年10月に死亡していた」との衝撃情報を伝えた。クレムリンの一部中枢勢力と太いパイプを有する、ロシアの政治学者ワレリー・ソロヴェイ氏らによるこの情報は、「ゼネラルSVR」が伝えた「秘密の別荘でのプーチン急死」とも、見事に一致するのだ。
(石森巌)