スポーツ

川藤幸三が阪神×ヤクルト戦解説「実況アナをブチ切れ恫喝」に退場勧告【2024年7月BEST記事】

 時に味のあるベテラン解説者の物言いは、野球中継をさらに面白くする「芸」となるが、それが裏目に出てしまうことも。阪神ファンには大人気の、歯に衣着せぬ「川藤節」が、昨今のハラスメント排除の風潮で、大いに問題視される事態になったのである。(2024年7月10日配信)

 阪神での現役時代に「ヤジ将軍」として人気を博した野球解説者の川藤幸三氏が、甲子園で行われた7月9日の阪神×ヤクルト戦に解説者として出演。実況アナウンサーにブチ切れし、視聴者から「完全なパワハラ」との批判が相次いだ。

 4回表二死三塁の場面で、宮本丈のライトへのタイムリーヒットで、ヤクルトが先制。阪神はスコアリングポジションにランナーを進めるものの、あと1本が出ず、苦戦を強いられた。

 そんな状況にイライラしていたのか、川藤氏は実況アナウンサーから阪神先発・才木浩人の今年の変化球について質問されると、声を荒らげて恫喝まがいの叱責。

「誰が見てもいいだろ。みんなが認めてるのに、ワシだけ変なこと言うんか! もっとまともなこと聞けぇ、お前は!」

 これには視聴者もドン引きだ。SNS上には「川藤の解説マジで不快すぎる。本当に辞めてほしい」「公共の電波でパワハラするなよ~。酔っ払っているのか」などと「退場勧告」が相次いだ。

 現場では「川さん」と慕われ、川藤節を炸裂させてきた。阪神ファンの間ではお馴染みの愛されキャラだが、最近の若いファンには少々強面に映るのだろう。

「確かに実況アナウンサーに八つ当たりするかのような物言いは今のご時世、パワハラ認定されても仕方ありません。往年の阪神ファンとて、複雑な気持ちだったんじゃないでしょうか」(球界関係者)

 かつて日本ハムや広島で活躍し、広島コーチ時代には「鬼軍曹」として恐れられた大下剛史氏は、解説で実況アナから問いかけられると、

「そんなことより○○さんねぇ」

 などと却下し、長い沈黙が生まれる放送事故を何度も起こしている。広島ファンからのウケは上々だったが、気が付けば解説者の座を他の広島OBに奪われていた。

 往年の川藤節とて、時代の流れには逆らえない。同時解説として出演した赤星憲広氏の賢明のフォローにも、さすがに限界があったようで…。

(ケン高田)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    自分だけの特別な1枚が撮れる都電荒川線の「マニアしか知らない」撮影ポイント

    「東京さくらトラム」の愛称で親しまれる都電荒川線はレトロな雰囲気を持ち、映えると評判の被写体だ。沿線にバラが咲く荒川遊園地前停留所や三ノ輪橋、町屋駅前は人気の撮影スポット。バラと車両をからめて撮るのが定番だ。他にも撮影地点は多いが、その中で…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

    テレビ業界人が必ず見ているテレビ番組「次のブレイクタレント」「誰が最も面白いか」がわかる

    「業界視聴率」という言葉を、一度は聞いたことがあるはずだ。その名の通り、テレビ業界関係者が多く見ている割合を差すのだが、具体的なパーセンテージなどが算出されているわけではない。いずれにしても、どれだけ業界人が注目して見ているかを示す言葉だ。…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【退団決定的】一流選手のビシエドをダメにした中日・立浪和義監督「野村克也の名言と真逆」な押し付け
2
ロッテ・佐々木朗希「盗塁され放題」に大物OBがダメ出し「根本的に見直さないと任せられない」
3
板野友美とヤクルト・高橋奎二「夏休み家族旅行」動画に怒りと失笑「この時期の休みは不名誉なこと」
4
豪快46号も…五十嵐亮太は「49-49でストップ」!「盗塁は止められる」MLB専門家が断言で大谷翔平「50-50」に黄信号か
5
【仰天生物ミステリー】目撃情報続々「2メートル超の毛むくじゃら」が家畜やペットを襲撃