お笑いタレント・やす子のメンタルが心配だ。
ここ数日間、彼女のXへのポスト内容にフォロワーから「大丈夫?」の声が集中している。
8月21日の昼過ぎ、やす子は突如、何の脈絡もなく「おーううぇーん瞑あーらさっちゅway」と、呪文のようなナゾの文字列を投稿。当然、フォロワーはあ然。一時は〝乗っ取り説〟まで流れた。
確かに、やす子ならメンタルがぶっ壊れても「仕方なし」な事態がずっと起きていた。
周囲からは仲がいいと思われていたYouTuberフワちゃんの不適切投稿が、テレビ局や企業を巻き込む大騒動に。
しかも、その騒動がまだまだくすぶっている中、8月31日から9月1日にかけて放送される「24時間テレビ」(日本テレビ系)では、毎年注目されるチャリティーマラソンのランナーに抜擢されている。ハードなトレーニングとプレッシャーの渦中にいるはずで、精神的に追い込まれていたとしても仕方がない。
しかし「それにしても…」というのが、突然の意味不明な叫びに反応した人々の声だ。エンタメ誌ライターが、この騒動を冷静に分析する。
「一見、何を意味しているのかわからないこの言葉は、実はある楽曲からの引用です。B-DASHという日本のミクスチャーロック系バンドが2002年に発表したシングル『ちょ』という曲の歌詞です。オリコン週間シングルチャートで最高6位を記録し、約11万枚を売り上げたヒット曲ですから、30代半ば以上の音楽ファンなら覚えている人はいるはずです」
B-DASHの楽曲はやす子が投稿した歌詞のように、日本語でも英語でもない意味不明な「適当アドリブめちゃくちゃ語」が最大の特徴だった。
「実は同バンドのボーカル・ギターだったGONGONが7月5日、46歳で亡くなったことが報じられました。98年生まれのやす子はリアタイで聞いていた世代ではないはずですが、後追いのファンだった可能性は高い。彼女なりの追悼ポストだったと考えれば合点がいきます」(前出・エンタメ誌ライター)
ところが、やす子は翌22日の22時過ぎになって、今度は「Twitter閉じて、Twitter開いて、…」と、まるで何かに憑依されたかのように、同じことを9回も繰り返す不穏な文面をXに投稿している。続けて「そして気づいたら夜…」とも。
今どき、Twitterという言葉を繰り返すだけで奇妙ではあるし、流れだけならまるでエクソシストのようなホラー展開で背筋がゾゾゾとするが、どうやらXをチェックし続けずにはいられない、やす子のギリギリの精神状態が伺われる。
チャリティーマラソン本番まで1週間ちょっと。やす子は本当に大丈夫なのだろうか?
(石見剣)