タレントでYouTuberのフワちゃんは8月8日、自身のXを更新し、お笑い芸人のやす子への「不適切投稿」について直接謝罪したことを明かした。
そしてフワちゃんは、今回なぜあのような発言を投稿してしまったのか、画像形式で説明した。
また、これまで何度か共演しているやす子については、会うたびに様子を気にかけてくれて、嬉しい言葉をくれる「優しい方」と褒めちぎり、謝罪時にはフワちゃんの体調を気遣って、誹謗中傷が集中している彼女の心のケアの心配までしてくれたとして「やす子さんと私の間に確執なども全くありません」と言い切ってしまった。
ところが一方で、やす子はSNSについて「明るい言葉を発信したいと思っているので、今後は(フワちゃん騒動に)言及しません」と投稿したが、「確執」については一言すら触れなかったことから、世間からは一斉に「確執がないかあるかをフワちゃんが言える立場にない」と、ピシャリと封じ込められてしまった。
また、不適切投稿はフワちゃん本人がしたものだと素直に認めたが、「投稿当時、アンチコメントについて話していて」として、偶然にも目にしたやす子の投稿に「これにアンチコメントがつくなら」という趣旨で、大喜利的にコメント内容を考えたと説明。そして「その場にいた方に表示したスマホ画面を見せた」ところ、「操作を誤って実際に投稿」してしまったというわけだが…。
しかし当時のフワちゃんは、Aマッソの加納とトンツカタンの森本晋太郎と旅行中だったが、この2人が「投稿に関わっていない」と明かしたことで、もはや「ドツボの言い訳」に。汚名返上どころか、総スカン状態に油を注ぐ状況になっているのだ。
事実、フワちゃんが誤爆の説明に使った「アンチコメント」については、「そんなことは口で言い合えばいい話」というもっともな意見が圧倒的に多く、誤爆が事実だったとして、やす子のほんわか投稿を見て「アンチコメント」を考えるフワちゃんの人格を疑う声が後を絶たない。
そのせいか、8日には教科書を出版している「開隆堂出版」が、令和7年度から使われる中学の家庭科の教科書に掲載予定だったフワちゃんの写真を削除する訂正申請を文部科学省に行ったことが明らかになった。子供たちに見せたくないというわけだ。
たとえやす子が水に流してくれたところで、テレビや写真でフワちゃんを見たいか否かは、スポンサーや視聴者、利用者が決めること。
一世を風靡した思い出を胸に、モラルの垣根が低いYouTubeの世界へ戻る時がやって来たのだろう。
(石見剣)