俳優の伊勢谷友介の〝迷惑行為〟が物議を醸している。
2020年に大麻取締法違反で逮捕された伊勢谷だが、今年3月に復帰作となる映画に出演し俳優生活へのリターンかと思われたが、その後に役者活動が報じられることはなく、現在は趣味のサーフィン三昧だという。
伊勢谷はルックスだけでなく演技力に定評があり、売れっ子俳優となったが、言動などのエキセントリックさは常にエンタメ業界から問題視されていた。
執行猶予が明け、実力的には仕事の依頼が多数あって不思議ではないところだが、ある映画関係者は「伊勢谷自身の危険な人間性が復帰の道を阻んでいる可能性がある」と首を振る。
その言葉を裏付けるように、「週刊女性」が伊勢谷による迷惑行為について報じたのだ。
伊勢谷はサーフィンの陸上トレの一環としてスケボーを取り入れているようだが、本人がインスタグラムに投稿した動画には、それほど広くない公道を道幅いっぱいに使って蛇行する様子が映っている。
中には高齢者の近くを高速で飛ばすものまであり、実は公道で歩行者の危険を顧みず疾走する姿には、スケートボード愛好者から「公道でのスケボーはただでさえ一般人から敵視されていて、ましてや伊勢谷さんは一度これで〝危険すぎる〟と炎上しているんだから、わざわざ地雷を踏みに行くというか、あおるようなことは本当にやめてほしい」など、苦言が噴出しているのだ。
しかし「伊勢谷の性格からして、世間に対してわざとあおっているのだろう」とため息をつくのが、前出の映画関係者だ。
「世間の自分に対する厳しい声に、伊勢谷は恨みに似た感情を持っている。迷惑行為で世間をあざ笑うのはヤンキーやチンピラと同じ。伊勢谷がこうした行為を自重しない限り、俳優としての完全復帰は困難だということに気づくべきですが…」
通行人の顔や電柱の住所表示などにボカシを入れることもない〝やりたい放題〟動画を見ていると、伊勢谷には確たる協力者がいないことがわかる。
このまま「サーフィンとスケボーが好きな迷惑オヤジ」として、その才能は埋もれていってしまうのだろうか…。
(石見剣)