たったひとつの暴言で「退場宣告」を受けたフワちゃんに対し、「被害者」のやす子は「24時間テレビ」でのひたむきな激走で、イメージはますますアップ。世間の心配も当然ながら、フワちゃんの今後ではなく、やす子の精神状態に向けられていた。なにしろ「とっても危ない過去」があるのだから…。(2024年8月6日配信)
タレントでYouTuberのフワちゃんがピン芸人のやす子に向けて放った暴言「おまえは偉くないので、死んでくださーい 予選敗退でーす」が波紋を広げ続けている。
発端は「やす子オリンピック 生きてるだけで偉いので皆 優勝でーす」という、開催中のパリ五輪に関するやす子の投稿だった。それに対し、フワちゃんがこのポストを引用する形で冒頭の投稿をしたわけだが、ここにきての世間のザワつきの大部分は「直接謝罪する」とあせるフワちゃんや、鎮静化させようとする所属事務所のバタバタぶりを揶揄してのようだ。
だが、普段からやす子を応援するファンに限っては、自業自得のフワちゃんの処遇などは二の次、とにかく心配しているのはやす子のメンタルだ。その理由をエンタメ誌ライターが説明する。
「普段から、やす子はメンタルが非常に弱いことを公言していたことが大きい。それを裏付けるエピソードがいくつかあります。例えば昨年11月、自身のXで『ちょいといっぱいいっぱいで、さっきちょっとドアに足ぶつけただけで、一気になんか弾けて泣いてしまった』と、売れっ子になってあまりの多忙からメンタルが不安定になってしまい、すぐに泣き出してしまうことを明かしていました」
実際に昨年12月23日に放送された「お笑いアカデミー賞2023」(TBS系)で、その年に最も忙しかった芸人に贈られる〝最優秀多忙賞〟を受賞したやす子は、なんと2023年の休みは2月に一度あっただけで、300連勤以上していたと告白。人気が落ちていない今年も、尋常ではない忙しさなのは想像に難くない。
8月31日から9月1日放送の「24時間テレビ」(日本テレビ系)で、やす子はチャリティーマラソンランナーに。忙しい仕事の合間を縫って、マラソンに向けての走り込みをこなした。
「それだけ頑張っている中でのフワちゃんの暴言に『とっても悲しい』と返すのは当然だし、ギリギリの雰囲気が伝わってきました。やす子のメンタルを心配するファンが続出するのは当然です」(前出・エンタメ誌ライター)
過去には誹謗中傷コメントに「本当に本当に疲れちゃった」と投稿していたことがあるやす子。「死んでくださーい」で、本当に何か取り返しのつかないことになれば、どうするつもりだったのか。やす子ファンがフワちゃんに問い質したいことは山のようにあるはずだ。
(田中康)