スポーツ

岡本和真は「よっしゃー!」ぐらい言え!巨人・阿部慎之助監督が「殻を破れ」の苦言

「もっと殻を破っていいと思うよ。彼が殻を破ったら、もっとすごい選手になるって信じてるんで」

 これは巨人・阿部慎之助監督がYouTubeチャンネル〈日テレスポーツ【公式】〉で、自軍の主砲・岡本和真を鼓舞した言葉である。

 それは9月14日、東京ドームで行われたヤクルト戦でのことだった。見逃し三振に倒れた岡本と敷田直人球審が口論になってにらみ合い、不穏な空気に。巨人・二岡智宏ヘッドコーチがベンチから飛び出すと、速やかに岡本をベンチに誘導して事なきを得たが、「あわや退場」でチームが劣勢に陥る場面だった(結果は4-1でヤクルト勝利)。これを振り返ったのが、冒頭の阿部監督の論評だったのである。続けて言うには、

「天然ぽいのは面白くていいんだけど、プレーではもっと自分の殻を破って、打ったら『よっしゃー!』とかね、やったりっていうのも、チームもそうですし、彼もどわっといくと思いますね」

「よっしゃー!」で「どわっと」した場面といえば、9月26日のDeNA戦だろう。2回二死一・三塁の場面で、一塁走者・長野久義の二盗に瞬時に反応し、三塁走者の岡本が気迫あふれるヘッドスライディングで本盗に成功。4回には27号ソロが飛び出し、12-4で快勝した。

 巨人の4番打者が本盗を決めたのは2000年6月27日、阪神戦での松井秀喜以来、24年ぶりのこと。この年は長嶋茂雄第2次政権で3度目となるペナント制覇に続き、2度目の日本一に輝いた。

 ちなみに「夢のON対決」として盛り上がったダイエーとの日本シリーズは、巨人が4勝2敗で勝利。打率3割8分1厘、3本塁打、8打点と大暴れの松井がMVPを獲得している。さて、今年の岡本や、いかに…。

(所ひで/ユーチューブライター)

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