「マジ、とんでもないですね。本当、ちょっと興奮しちゃった。すごいコンビなんだなって」
お笑いコンビ「ナイツ」塙宣之のYouTubeチャンネル〈ナイツ塙会長の自由時間〉に出演した手相占い師でタレントの島田秀平がそう言って感服したのは、ベテラン漫才コンビ「おぼん・こぼん」だった。手相写真を見て大興奮した理由は、感情線と頭脳線が一直線に伸びる、ますかけ線があるから。
「片手だったら100人に1人、両手は1000人に1人という珍しい線で、徳川家康にあったことから、天下獲りの相。ダウンタウンの浜田雅功さんとか明石家さんまさん、所ジョージさん、有吉さんとかも、ますかけ線(がある)」
実は塙もそうだったのだが、
「お笑いコンビで片方がますかけ線って方は時々いるんですが、なんと『おぼん・こぼん』師匠、両方ともこれなんですよ。つかむ力が強いので極端で、好き嫌いがハッキリしちゃうとか、運も才能も素晴らしいんだけど、人間関係も恋愛も不器用な人が多い」
「おぼん・こぼん」は1980年、お笑いオーディション番組「お笑いスター誕生!!」(日本テレビ系)で、10週勝ち抜きグランプリ受賞で大ブレイク。大阪芸人が多かった漫才ブームでは、東京代表コンビとして活躍した。
一方で不仲コンビとして有名であり、塙がコンビ仲を改善させようと仕切り、バラエティー番組「水曜日のダウンタウン」(TBS系・2021年10月放送)で和解成立。プチブレイクを果たしたのは記憶に新しいところだ。島田がさらに続ける。
「(ますかけ線が)コンビ両方ともあるのは1組だけ知ってるんです。かまいたちさんがブレイクする前から、手相見させていただいたら、両方ますかけ線」
「かまいたち」が「おぼん・こぼん」に続くのは、ブレイクだけにしてもらいたい。
(所ひで/ユーチューブライター)