1980年代から1990年代にかけて「唯一、天下を取った女性ピン芸人」と評された山田邦子ですら、大物女性タレントWからイジメられていた時期があった。
「たけし軍団」のつまみ枝豆、ラッシャー板前、松尾伴内がMCを務めるYouTubeチャンネル〈たけし軍団TV〉で、山田がイニシャルトークの大暴露だ。
パリ五輪の金メダリストに対して某番組の最中に発せられたWの「トド発言」に対して、枝豆が「前後を切り取っちゃってるんで」。山田も「『可愛いよね』って言ってるんだよね」とフォローしつつも、次のように持論を展開した。
「でもまあ、自分や友達が娘を持っている場合、娘のことをトドと言われると、やっぱりちょっとムカっとはくるわよね。ツッコミを…周りにいた人がその場で『言い過ぎですよ』みたいなのもなかったの。それがダメだ。気を使いすぎてるのよ、Wさんに対して。トドって言った瞬間に『なんだ、自分だってメスゴリラのくせに!』とか、誰かが言わなければいけない。だから、謝るなら全員で謝るべきだよ」
そして禁断のエピソードに踏み込んで、
「Wさんは長いから本当に面倒くさい。それでイジメられたこともいっぱいあるから、なるべく会いたくないんだけれど。パーティーとか何かでお会いしたりするようになると、本当にお歳になった。だから、ついに挨拶した。『お元気ですか』って言ったら『おお、邦子か』って」
イジメられた方はいつまでも覚えているが、イジメた側はすっかり忘れる…とはよく言ったものだ。
(所ひで/ユーチューブライター)