芸能

滝沢沙織(ユニチカ)「私でいいのかなってずっと思っていました」/麗しの美人キャンペーンガールを総直撃!

 高校在学中の98年、それまでモデルとしてファッション誌などで活躍していた滝沢沙織(43)が99年度ユニチカ水着キャンペーンガールに選ばれた。00年にはミス・ユニバース・ジャパンで準ミスに輝くほどの美貌の持ち主だが、当時は「私でいいのかな」という、不安な思いも抱いていた。

─ユニチカに合格した時のことを教えてください。

 合格の連絡は高校2年生の時、確か学校で受けたと思います。事務所なのか親からかは忘れてしまいましたけど、携帯に連絡がありまして。うれしくてテンションが上がって、クラスの友達に「合格したよ!」って。でも実は、ずっと「本当に私でいいのかな‥‥」って思っていました。

─どうしてですか。

 水着のキャンペーンガールって、ある程度、胸があって、スタイルがよくて、水着を着た時に体のバランスがよく見える人を選ぶと思うんですよ。でも私は、スレンダータイプって言われていたように、平らですからね(笑)。イメージと違うんじゃないかな、と。それでユニチカの担当者の方に聞いたんです。

─選考の理由を?

 はい。フィリピンのエルニドという、すごく海のキレイなリゾート地でポスター撮影があったんですけど、夜にみんなで集まった時に「どうして私だったんですか?」って。そうしたら「今までとは違う感じのスタイルの女性を起用してみたかった」と。それが当時の考え方だったみたいですけど「私でいいのかな」みたいな思いは、心の中にずっとありましたね。

─キャンギャルに就任される前からモデルとして活動されていますけど、何か違いはありました?

 選ばれた時にスポーツ新聞に載ったんですよ。それが多くの方に知っていただく機会になって、やっぱりキャンペーンガールってスゴいんだなと。しかも「何万人の中から選ばれた」って書いてあって。その時に初めて「あ、私、そんな多くの中から選ばれたんだ」って知ったんです。オーディションの時は、何人から応募があったとかの情報は教えてもらえませんから。

─そういう時って「知らない親戚から連絡がくる」とか、よく聞きますが。

 それはなかったんですけど「何か、うちの学校にキャンギャルがいるらしいぞ」って、他のクラスの人たちがメッチャ見に来ました(笑)。「私なんか、わざわざ見に来るほどの者じゃないのに」って思ってましたけど。

─一貫して自信がない感じだったですね。

 そうなんですよ。もちろん、仕事の時は堂々と見えるように振る舞っていましたけど、元々、そんなに自信があるタイプじゃないんですよね。

─一番印象に残っていることは?

 片瀬那奈ちゃん(42)とは同い年の同期で、今でも仲がいいんですけど、当時はユニチカさんだけじゃなくて、色々なオーディションを受けに行ってたんですね。で、詳しくは覚えてないんですけど、何かのオーディションの控え室で那奈ちゃんと会話を交わしているんです。

─キャンギャルに受かる前ですか。

 はい、お互い全然知らない時です。その後、那奈も(別の企業の)キャンペーンガールになって「あの時、控え室で話したよね」って。オーディション前は緊張感もあって、普通は周りの人と話すことはなかったから、ものすごく印象に残っていましたね。

─ある意味、運命的な出会いですね。

 那奈との出会いもそうですし、キャンペーンガールになってからはテレビにも出させていただくようになったんです。モデル時代とは違う出会いがたくさんあって、毎日、刺激的で楽しかったですよ。

─最近は野菜や魚と一緒の写真をよくSNSで拝見します。

 畑は27歳ぐらいの時、釣りは6、7年ぐらい前に始めました。元々、自然と触れ合ったり、外で何かをすることが好きだったんですけど、30代になってから、そうしたことが「自分の体に合っているんだ」って、どんどん感じるようになったんです。なので「できるだけ畑や釣りに関係するお仕事をしていきたい」と事務所に伝えて、NHKさんで「晴れ、ときどきファーム!」というレギュラー番組を10年ぐらいやらせていただきました。

─畑や釣りの魅力とは?

 自分で育てた野菜や釣った魚を食べることですね。結局、私は〝食べる〟につながることが好きなんです。特に季節の物を食べるようになってからは、体が改善されて、一度も風邪をひいてないんです。マネージャーさんにも「何でいつもそんなに元気なの?」って驚かれます(笑)

─ユーチューブで拝見しましたけど、大量に釣れたアジの刺身やフライがとてもおいしそうでした。

 千葉県で釣った黄金アジですね。アジは釣った場所で味が全然違うんですよ。そういうことは実際に釣って、食べてみないとわからりませんからね。なので今は、畑作業と釣りをしている時が一番楽しいです。

滝沢沙織(たきざわ・さおり)1981年、長野県生まれ。99年度ユニチカ・サマーキャンペーンモデルの他、00年にミス・ユニバース・ジャパンで準ミスに輝く。また、テレビドラマに23クール連続でレギュラー出演の記録を持つなど、女優としても活躍中。近年は趣味を生かした農業や釣りに関する仕事も多く「ジュニアファームマエストロ」の資格を持つ。公式ユーチューブチャンネル「滝沢沙織の部屋」の他、各種SNSを更新中。

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    「王座戦」初防衛に王手をかけた「鬼神・藤井聡太」の勝利の方程式は「パイナップル・キノコ抜き・室温20度」

    いくら漫画でも、こんな展開は描けない。将棋の第72期王座戦5番勝負第2局が9月18日、名古屋市の名古屋マリオットアソシアホテルで行われ、午前9時の対局開始からわずか30分で76手まで進む「AI超速将棋」を藤井聡太七冠が制して2連勝。王座戦初…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
これは橋本環奈の「黒歴史」になる!「おむすび」からもう離脱して「あんぱん」を待ち望むガッカリ感
2
綾瀬「女子高生コンクリ詰め殺人」の全真相を再検証(1)「犯人を殺してやりたい」
3
綾瀬「女子高生コンクリ詰め殺人」の全真相を再検証(2)拉致現場で再び監禁事件が
4
高橋尚子とは話もできなかった…野口みずきが告白した「師匠2人のバッチバチなバトル」
5
ついに「女子アナ採用ルール」をブッ壊したテレビ東京の「他局が恐れる戦略」