歯に衣着せぬトークで、バラエティに引っ張りだこのヴァイオリニストでタレントの高嶋ちさ子。
気性が荒いという印象が強く、2016年には家庭内での約束事を守らなかった息子の携帯ゲーム機をバキバキに折って破壊し、炎上したことが話題となった。
そんな、我が子たちにさえ容赦なくバイオレンスな一面を発揮する高嶋とあって、子どもたちは言いなりになっているようだ。
9月30日に放送されたバラエティ「しゃべくり007」(日本テレビ系)では、韓国のボーイズグループ「ASTRO」のメンバーで俳優としても活動するチャウヌがゲスト出演。韓国の国民的スターを一目見ようと高嶋をはじめとする、チャウヌ推し芸能人がスタジオに集結した。
高嶋は毎日、チャウヌのSNSを欠かさずチェックしているほどの大ファン。チャウヌが着ている洋服と同じものを購入しているエピソードを披露していたが、チャウヌ推しの影響が息子たちに及んでいることが判明し賛否を呼んでしまったのだ。
エンタメ誌ライターが顔をしかめる。
「息子たちが美容室に行く際に、チャウヌと同じ髪型にしてもらうようにお願いしているというのは驚きです。番組では実際の写真が紹介されており、違和感はありませんでしたが、子供たちは嫌がっているといいます。『なんだよ、この髪型!』と怒って帰ってくるそうで、かなり強制的だとわかりますね」
小学生ならいざ知らず、高嶋の長男は17歳、次男は15歳だ。世の母親や、息子と同世代に近い視聴者から、推しメンと同じ髪型に強要させるのはいかがなものか、という声が上がるのは当然だろう。
「高嶋といえば、自身が紹介したベビーシッターの虐待行為が原因で、交友のあった華原朋美と揉めていることが20年に週刊誌に報じられていました。華原は高嶋から紹介されたベビーシッターのAさんの言動に不信感を抱き、部屋にカメラを設置したところ、Aさんは1歳にも満たない愛息の両脚をつかんで逆さ吊りしている光景が録画されていたそうで、華原はすぐにAさんとの契約を解除。そして、高嶋にも逆さ吊り画像を添付してこの件について相談したそうですが、高嶋は『これのどこが虐待なの?うちもこれ大好きでいっつもやってもらってた(中略)もしもこれを虐待と取るのだとしたら、おかしいよ』と主張し、お詫びの一言もなかった。世間の反応は言わずもがな、高嶋の子育てがたびたび炎上するのは分かります」(前出・エンタメ誌ライター)
高嶋はこのスパルタ教育の結果、「母から金属バットで殴られた」と次男がウソの報告を学校側にして、次男の担任の先生から呼び出されてしまうということも過去に経験している。
バイオレンスな母親に従うしかない子どもたちのSOSが届き、暴走が少しでも収まってくれることを切に願っている。
(田中康)