スポーツ

野球専門誌が選ぶMVPはアーロン・ジャッジ!異論を唱える大谷翔平ファンを黙らせる「これだけの根拠」

 アメリカの最も有名な野球専門誌「ベースボール・アメリカ」が、今シーズンのメジャーリーグにおける年間最優秀選手賞(MVP)を発表した。

 MVPに選ばれたのは、ヤンキースのアーロン・ジャッジ。これに史上初の「50-50」、トリプルスリー、さらに「準3冠王」の大谷翔平が選ばれなかったことを疑問視する強い声が「一部」から出ているのだ。すなわち記録づくめの大谷が選ばれなかったのは「アジア人差別」「DHを冷遇している」など、大谷の属性が理由ではないかというのである。

 先に「一部」としたのにはワケがある。熱心メジャーリーグファン、あるいはメジャーリーグに詳しい人ほど「ジャッジで当然」としているからだ。

 なにしろ盗塁を除く打率、本塁打、打点、得点圏打率、OPSの全てで、ジャッジは大谷を上回っている。リーグが違うことなどから、ジャッジ情報を伝える日本のメディアがほとんどなく、印象が薄いのだ。もし同じリーグであれば、大谷は盗塁王のタイトルしか取れなかったことになる。ゆえに熱心なファンほど「ジャッジで当然」となるのだ。スポーツジャーナリストがこれに頷く。

「確かにDHというのはプラスにはなっていません。ジャッジは守備についていますからね。それでジャッジを上に見るのはおかしいと、執拗に食い下がる大谷ファンがいるわけですが、大谷が投手もやっていた時のMVP争いではその部分での加点がありますから、お互い様だと言えるのでは…」

 そして「50-50」で盛り上がった盗塁については、ピッチクロック導入と牽制回数制限により、投手が不利になったため…つまり過大評価だという指摘が。

 今シーズンの活躍は「もの凄い」のひと言だが、大谷が真価を問われるのは、投手として復帰する予定の来シーズンなのだろう。

(田村元希)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
【事件発生】阪神・藤川球児監督に「造反選手」が出た!「密告者」が判明したら粛清へ
2
橋本環奈だけじゃない…NHK朝ドラが「黒歴史」へと暗転したヒロイン女優たち
3
オリオールズ開幕ローテ入りの菅野智之が好調なら「シーズン中に移籍」「2年50億円に釣り上げ」駆け引き
4
斎藤佑樹が明かした「高卒⇒即プロ入り」回避の真実「プロ行ったらビタビタになるわけじゃん」
5
ヤクルト・村上宗隆「上半身のコンディション不良」って何?「ポスティング移籍金」に影響するからと…