ジャングルポケット・斉藤慎二が所属先の吉本興業を通じて、無期限の活動休止を発表した。「ZIP!」(日本テレビ系)、「ウイニング競馬」(フジテレビ系)など多くのレギュラー、準レギュラー番組を持つ人気者だっただけに、関係者は困惑している。
「ジャンポケの中心的存在だっただけではなく、タレントとしても重宝されました。何か言った後の『ハ~イ!』は、自らのスベリ止め対策として有効でしたし、なおかつ、トークブロックのひと区切りがついていた」(放送作家)
ではジャンポケは今後、どうなるのだろうか。放送作家が続ける。
「おたけと太田博久の2人でやっていくしか道はありませんが、やはり斉藤がいてこそのコントを作っていただけに、劇場や舞台の出番は大幅に減るでしょうね。実際に3人で立つ予定があった仕事はEXITが代役を務めるなど、すでに支障が出始めている。もちろん2人はそのままジャンポケを名乗り続け、相方を待ち続けるでしょうが、復帰はだいぶ先ではないでしょうか」
それにしてもスッキリしないのが、斉藤の休業理由だ。関係者によれば、一時期、ぜん息で入院していたことは事実のようだが、これに関しては吉本が明言していないばかりか、おたけ、太田からも何の発表もない。そもそも斉藤はテレビレギュラーばかりか「競馬ブロス」や「読売中高生新聞」といったコラムの連載も辞退する見込みとのことで、重病説を疑ってしまうが…。
「ここまで何も明かされていないのは、やはり女性関係の失敗にあるとみるのが妥当では。ここで思い出されるのが、アンタッチャブル・柴田英嗣です。彼は2010年1月末から1年間、休業したことがありました。表立っては体調不良が理由だと発表されましたが、のちに柴田本人が、女性とのトラブルが原因だったと明言。示談金を支払ったことも分かっています。休業の本当の理由について一切の声明がない斉藤も、同じような『やらかし』があったのでは…」(芸能記者)
真相はそれこそ、アンタッチャブルな理由があるのかもしれない。
(君津アカリ)