女性が「艶系ビデオ」を見ていたとして、それは公表できないことがほとんどだろう。イメージを大切にしている女性芸能人、さらに女性アイドルならなおのことだ。
ところが元AKB48の柏木由紀、福留光帆、元乃木坂46の松村沙友理、さらにフリーアナウンサーの森香澄が私的な艶系ビデオ事情をカミングアウトしたのが、9月30日放送の「見取り図じゃん」(テレビ朝日系)でのことだった。
艶系ビデオを普段から視聴している納言の薄幸が柏木ら4人に対して「見ますよね」と同意を求め、1人ずつに確認をとった。
結果として、柏木以外の3人は見ていることをしっかり告白。福留はネット広告などで気になる作品を見かけた時には、改めて作品名をネットで検索することまで打ち明けていた。
ただし、柏木に関しては動画派ではなく、漫画派だという。薄幸が艶系コミックにも詳しいことを知ると「あとでオススメの作品を教えてほしい」と真顔で要請していた。
松村は躊躇しながら「んー…見る」と答えていたが、彼女たちのカミングアウトに男性視聴者の多くは「やっぱり見るんだな」と妙な興奮を覚えたことだろう。
アイドルにインタビューすることが多いエンタメ誌ライターは、そうした事情について、
「好きで見ているかどうかは別として、アイドルのほとんどが艶系ビデオを見ている、または見たことがあると考えていいと思います。最近は元艶系女優とバラエティー番組で共演することが増えましたし、炎上をを恐れてSNSに投稿しないだけで、プライベートで仲がいいアイドルもいます。ちなみにNMB48の元メンバー・白間美瑠は、艶系ビデオ好きを公言し、好きなジャンルとして、女性側が受け身に回る『悪徳マッサージ師モノ』を挙げていました」
こうした告白に触発されて、今後はどんどん公言するアイドルが増えるかもしれない。
(本多ヒロシ)