テレビ朝日の三上大樹アナウンサーが、10月5日に病死していたことが分かった。まだ38歳だった。死因について同局は「詳細は控える」としているが、テレ朝エーススポーツアナウンサーの突然の死に、関係者は戸惑いを隠せない。
三上アナは今夏のパリ五輪に民放局とNHKで構成されたJC(ジャパンコンソーシアム)の一員として現地に派遣され、バスケットボールなど複数の競技を実況していた。五輪関係者が言うには、
「現地で話しましたが、特段、体調が悪い様子はなかったですね」
普段は「スーパーベースボール」などの野球中継や「熱闘甲子園」のナレーションを担当しているため、プロ野球界のショックは大きい。三上アナを知る球界関係者は、
「いつも取材に来ては熱心に選手の話をじっと聞いてから、的確に質問していました。高校時代から成長を見守り、プロ野球界で活躍する選手は多い。両方を語れる人材がなかなかいないから、本当に惜しいですよ。一報を聞いて絶句している選手もいる」
系列局には前日までに訃報が入ったという。アラフォー男性アナの若すぎる死は、あまりにも衝撃が大きかった。