橋本環奈が担当マネージャーに暴言を吐いたり、高圧的な態度をとっていたため、計8人ものマネージャーが退職。所属事務所はそのための「ストック人員」を用意していた――。
好感度の高い女優のイメージを地に落とすような、衝撃的なスキャンダル報道があった。それによれば、タイトな撮影スケジュールの鬱憤を晴らすため、現場マネージャーに八つ当たりするようになったというのだ。例えば飲み物を出すタイミングを間違えただけで、ヒステリックにキレる。あるいは日傘をさすタイミングが悪ければ激怒といったように、細かい注文をつけるようになったのだと。
事務所はこれを全面的に否定しているのだが、そもそも芸能人とマネージャーの関係性はどうなっているのだろうか。テレビ局スタッフが言う。
「確かにタレントが日頃の不満をぶつけるサンドバッグ的な立場になってしまうのは仕方ないのかもしれませんが、一方でアイドル事務所は、マネージャーがアイドルと交際して、別の男に手を出さないようにしているという、まことしやかなウワサを聞いたことがあります。私は実際に、男性マネージャーが女性タレントを恋人のように呼び捨てにして、イチャチャする姿を目撃したことがありますね」
振り返れば、雛形あきこは年下のイケメンマネージャーと車内不倫。車体が微妙に揺れていたことなどが報じられ、CMディレクターと離婚した。満島真之介は2014年に7歳上の一般女性と結婚したが、この女性は姉・満島ひかりの元マネージャーだったことが分かっている。ただ、3年後の2017年に離婚している。
磯野貴理子は2003年、当時の担当マネージャーだった7歳年下のマネージャーと、10年間の交際を経て結婚。しかしその6年後の2009年、嫁姑問題とマネージャーの浮気で離婚している。
西野カナの夫も、イケメンの元マネージャーだ。交際当時は半同棲や腕組みデートが報じられた。石川さゆりの元夫も、マネージャーだった。
「公私混同と言われますが、客観的に見れば職場恋愛であることには変わりない。ただし、タレントという商品に手を出すなんて…と眉をひそめる風潮が根強いことは確か。どちらにせよ、どれだけ人気が出た芸能人と、それを支える敏腕マネージャーも、所詮は男と女。何があってもおかしくはありません」(前出・テレビ局スタッフ)
とはいえ、タレントと付き合える、という不純な動機で続けられる仕事ではない。そして待ち受けるのは天国か地獄かは、担当するタレント次第…ということかもしれない。
(魚住新司)