藤吉久美子が夫・太川陽介のYouTubeチャンネルに出演し、大阪を街ブラしながら、第二の故郷の思い出を語った。
藤吉は大阪芸術大学芸術学部舞台芸術学科で舞踏を学んだ。1993年放送のNHKドラマ「大阪で生まれた女やさかい」で太川と初対面。大阪は藤吉と太川にとって、切っても切れない大切な場所だというのである。
そして話はプロポーズへと及ぶ。
「パパに結婚してくださいと告白されたのが、堂島川のほとりのリーガロイヤルの前の遊歩道。向かい側の廃墟みたいなビルに向かって『Too far away』を歌った。後ろを人が通って人の気配を感じると(太川が)『振り向くんじゃない!振り向いたらダメだ』って。歌った後で『僕の手を離すなよ』と」
なんとも赤面モノのプロポーズだったことを明かしたのである。藤吉は実際にプロポーズされた場所へと赴くと、
「手を繋いでいたかは覚えていない。どこで誰に見られているかわからないから、ちょっと離れて、ファンらしい人が来たら、靴のヒモを結ぶっていう。私はちょっと離れて歩く」
藤吉のノロケは止まらない。
「来年(結婚して)30年周年。30周年にまたここに来てプロポーズしてもらおうかな。もう1回、歌ってもらおうかな」
そう太川にリクエストしたのだった。
その後、藤吉は大阪城に立ち寄り、かつてヒロインとして出演したNHK朝ドラ「よーいドン」のオーディションを振り返った。大阪城の芝生を指して、
「ここがオーディションで走らされた(場所)。20歳です。NHKのオーディション。『よーいドン』という走る女の子の話だったから、走る物語じゃなかったら通らなかったねって。1回みんな走って『この中で陸上部だった人』って言われて、ハーイと手を上げたら私だけだったの」
このエピソードのどこが赤面モノなのかといえば、
「他のオーディション生たちは皆、女の子らしい走り方をしたのに、藤吉はちゃんと走っていたことが評価されたと話し、実際に走ってみせたんです。言うだけあってなかなかの走りでした。この時、藤吉の豊かなボディが激しく上下に揺れました。あまりの妖艶さに、思わず顔が赤くなってしまいましたよ」(ネットライター)
来年、結婚30周年を迎える藤吉と太川。どうやらまだまだ「現役」のようである。
(鈴木誠)