「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」(テレビ東京系)で名コンビと呼ばれた、太川陽介と蛭子能収。実際は名コンビではなく、非常にドライな関係だったとされる。以前に番組で2人は、お互いの連絡先を知らないと明かしたことがあり、それぞれの葬儀に出るつもりもないと話している。
だが本当はそんな仕事上の関係ではなく、もっと親密であることが明らかになった。太川が自身のYouTubeチャンネル「ルイルイちゃんねる」で、最近の蛭子との交流について語ったのだ。
太川は昨年7月、洋食レストラン「つばめグリル」でハンバーグを食べた時、ふと蛭子がこのハンバーグを好きだったことを思い出す。蛭子のマネージャーに連絡を取り、一緒に行こうと誘った。太川が振り返る。
「蛭子さんの答えは『真夏は暑いからやだ』(笑)。秋頃には『個展があるからダメだ』。冬は『寒いから嫌だ』とか、ずっと断り続けている。間もなく時間作ってくれて、会えそうなんです。近々、蛭子さんに会いまーす」
そう言って喜びの表情を見せると、
「あんなに大嫌いだった蛭子さん。でも途中からは大好きになった。僕の顔を見て『あっ、太川さん』と言ってくれるかどうかわからないんですけど、あのハンバーグを蛭子さんが『おいしい』って言ってくれれば、それでいいんで。近々会いますので、蛭子さんの元気な報告もしたいと思ってます」
藤吉久美子は夫の太川にナイショで、蛭子と「ある約束」を交わしたと告白。太川が配信中に食べるつもりで家に忘れたチーズケーキを届けにスタジオにやってきた藤吉は、そのまま生配信に出演。太川と並んでバス旅を見て、コメントした。いわく、
「バス旅に出たい」
なんと驚きのひと言を放つと、さらに、
「蛭子さんに許可はもらっている」
と明らかにした。
蛭子が出演するのは難しいが、太川と藤吉の夫婦バス旅はぜひ実現させてほしい。
(鈴木誠)