2月17日放送のドラマ「銭の戦争」(フジテレビ系)が平均視聴率14.4%(ビデオリサーチ調べ関東地区・以下同)をマークし、過去最高を記録。その一方、堀北真希主演の裏番組「まっしろ」(TBS系)は視聴率が5.9%と低迷し、番組公式ツイッターでファンに謝罪をするという異例の事態となった。
「銭の戦争」が好調の理由について、テレビ関係者は大島優子の名を挙げる。
「ヒロインに抜擢された大島に対して、当初は不安視する声が高かった。しかし、津川雅彦や大杉漣、渡部篤郎といった実力派俳優に囲まれながらも、浮かずにうまく溶け込んでいる。これは、大島の演技力が決して引けを取っていない証です」
芸能ジャーナリストが語る。
「NHK朝ドラ『梅ちゃん先生』で女優として箔が付いた感のあった堀北ですが、その後の主演ドラマ『ミス・パイロット』(フジテレビ系)は平均視聴率11.7%とふるわず、『まっしろ』は大惨敗。大島とは同じ26歳ということもあり、かなり意識しているはずです」
すでに、ドラマ界では大島を「元AKB48」ではなく「女優」として認めはじめたようだ。
4月から始まる新ドラマ「ヤメゴク」(TBS系)では、堤幸彦演出による初主演が決定している大島。裏番組は木村拓哉と上戸彩が夫婦を演じる「アイムホーム」(テレビ朝日系)だが、“女優力”が開花したことで、堀北に続いてキムタク&上戸まで喰ってしまうかもしれない。