小芝風花が年内いっぱいで、所属事務所の「オスカープロモーション」を退所し、松坂桃李、菅田将暉、中村倫也らを擁する「トップコート」に移籍する。
オスカーをめぐっては、米倉涼子、忽那汐里、剛力彩芽、岡田結実、森泉ら主要タレントがここ数年で続々と退所。気付けば小芝が看板女優になっていた。
女優としての評価が上がり、オファーが引きも切らない状況下、事務所からやるように言われた仕事と、本人がやりたい仕事との間にギャップが生じるように。そのため、ブレイク前から苦楽をともにしていた男性マネージャーとはここ1、2年で関係が悪化していたという。
そしてトップコートといえば、2022年に清野菜名が他事務所から移籍。オスカーからは2020年に、モデルの仕事が多かった堀田茜が役者の仕事をしたいとして、移籍している。
小芝は2025年のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に、伝説の花魁役で出演する。それもあって、年内での退所、移籍となったようだ。テレビ局関係者が言う。
「稼げるタレントたちの相次ぐ移籍で業務を縮小せざるをえなくなったオスカーは、安い物件にオフィスを移転。そんな中、小芝の移籍は大きなダメージを与えることになりそうです。売れているタレント以外にも数え切れないほどのモデルを抱え、所属タレント名鑑に掲載する『登録料』を徴収していますが、さすがにそろそろ抱えきれなくなるのでは…」
そして気になるのが、小芝に次ぐ離脱者だ。
「残るタレントで売れているのは、高橋ひかると藤田ニコルあたりか。藤田は結婚してフィットネスジム経営を手掛けています。以前、ギャラの件で母親が介入して事務所と揉めていたことが報じられており、事務所に所属しているメリットが少なくなってきているようなので、そろそろ独立があるかもしれません」(芸能記者)
悩ましい問題は、今後も降りかかってくるのか…。
(高木光一)