フリーアナの宇垣美里(33)が〝サバイバル〟に本腰を入れ始めたようだ。1月24日、宇垣は「宇垣美里のユーチューブチャンネル【仮】」を開設。自身に関するエピソードの裏側を惜しみなく放出しているのだ。
芸能関係者が語る。
「最初に投稿した『宇垣美里 3時間飲む』と題した動画では、韓国料理店で飲み食いしながら『人生でいちばんムカついたこと』『アンチコメントを気にしているか』など、ぶっちゃけトークを展開。過去に報じられた『コーヒーぶちまけ事件』についても真相を語っていました」
TBS時代、番組の降板をプロデューサーに告げられて激怒し、手渡されたコーヒーを相手にかけたとされるこの事件。
「宇垣によると『ぶちまけたのではなく、もらったコーヒーを眼の前で捨てた』とのこと。『本当に若かったの』と弁明していました」(前出・芸能関係者)
なぜフリー転身から6年目になる今、局アナ時代の騒動をみずから蒸し返すのか。前出・芸能関係者は「明らかに『地上波バラエティーへのリベンジ』を狙っている」と指摘し、こう続ける。
「独立直後の19年7月に放送された『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で露見した〝勝ち気すぎる性格〟が視聴者の反発を生んでバラエティーに定着できませんでした。制約なく話せるみずからのユーチューブで『共感を呼ぶぶっちゃけトーク』を連発し、これを土産に地上波に返り咲く腹づもりでしょう」
「6年越しのリベンジ」を期す宇垣。ユーチューブでタッグを組むのは、業界内では誰もが知る人物だ。
「彼女の動画を手がけるのが、バラエティー『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)を立ち上げ、田中みな実(38)をブレイクさせた仕掛け人である元プロデューサー。現在はアマゾンプライムで、配信番組の制作で辣腕を振るっています」(前出・芸能関係者)
強力な味方をつけた宇垣だが、反撃の狼煙を上げた背景にはTBSの先輩である田中の動向が大いに影響しているという。
「田中は一昨年頃から『女優路線』に舵を切ったことで、ほとんどバラエティー番組に出なくなり、ラジオでの発言もおとなしくなりました。まさに今、田中が 抜けたことでフリーアナの〝ぶっちゃけ枠〟が空いている状況なんです。これを宇垣は大チャンスと捉えているのではないでしょうか」(制作会社関係者)
近年は、テレビ東京から独立した森香澄(29)がバラエティー番組を席巻しているが ‥‥。
「どちらかというと森は『ぶりっ子キャラ』。ぶっちゃけトークにおいては宇垣の敵ではありません」(前出・制作会社関係者)
そんな宇垣にはもうひとつ「野心」があるという。
「宇垣が意欲を見せているのが小説の執筆。自他ともに認める無類の本好きで書評の連載を複数本抱えているものの、まだ小説は出していません。宇垣には『納得できる作品が書けるまでは作家デビューしない』という強いこだわりがあるんです。ただ、親しい編集者には作品を見せているようで、今年あたり芥川賞を狙えるような渾身の一作を出してくれるかもしれませんよ」(出版関係者)
大逆襲に期待したい。