ドジャース開幕戦のプラチナチケットに最後のチャンス到来。ドジャースが日本時間2月18日正午に、日本版の公式ファンクラブ「Dodgers Fan Club」を開設した。年間会員コースはルーキー会員(年会費6800円)からMVP会員(年会費7万5000円)まで4種が用意され、MVP会員として入会すると、3月15日から東京ドームで開催されるメジャー開幕戦東京シリーズ4試合のチケット2枚を、先着で購入できる。4試合には3月18日、19日のシカゴカブス戦のほか、巨人VSドジャース、阪神VSドジャース戦も含まれる。
MVP会員は本拠地ドジャースタジアムのチケットと、現地グッズショップで20%の割引優遇も受けられる。昨年のドジャースタジアムのチケットは、バックネット裏から内野席の相場が10万円に爆上がりした。外野席でも3万円するため、今年はロスまで試合を見に行く予定がある人なら、MVP会員になった方が元は取れるだろう。
さすがに7万5000円は高いというファンには、年会費1万8000円の「オールスター会員」がイチ推しだ。こちらは昨年「50本塁打50盗塁」を達成した大谷翔平が盗塁を決めるボブルヘッド人形、ファンクラブでしか手に入らない山本由伸のタオル、会員限定キャップ、ステッカー等がもらえ、会員専用の動画配信もある。当たる確率は宝くじ並みとはいえ、抽選で開幕戦東京シリーズ4試合のペアチケットがもらえるチャンスもある。
MLB公式通販サイトでは、ドジャースのキャップは4000円から8000円で販売され、大谷翔平のタオルは4000円、トートバックが3000円と、合計で1万5000円はする。入会グッズだけでも会費の元は取れる計算だ。15歳以下が対象で、子供用リュックサックがもらえる「ジュニアオールスター会員」もある。
ドジャース開幕戦チケットをめぐっては、国内での詐欺被害が報告されている。前のめりにならずともドジャースVSカブスの開幕戦は日本テレビ系で生中継され、巨人、阪神とドジャース、カブスのプレシーズンゲーム4試合もBS日テレで放送予定だ。最後のチャンスを求めてファンクラブに入るもよし、テレビ観戦するもよし。大谷と山本の好プレーは、どこで見たってシビレるのだから。
(那須優子)