嵐の公式YouTubeチャンネルに、10月22日、新たな動画がアップされた。
6本目の作品はシングルのミュージックビデオではなく、何とOfficial Live Videoだった。2014年、ハワイで行われたコンサート「ARASHI BLAST in Hawaii」からの1曲目の「A・RA・SHI」。嵐の5人がヘリコプターでコンサート会場に到着。深紅の衣装に身を包み、ステージへ。松本潤の掛け声でコンサートがスタートし、踊りまくる。
「早くも240万回を超える視聴回数を記録。櫻井翔の低音ラップや大野智の伸びやかな高音の独唱、一糸乱れぬダンス・パフォーマンスは興奮モノ。特に大野ファンからは、世間にはあまり知られていない大野の歌のうまさが世界中に広まるチャンスと拍手喝采。バラエティー番組で見せる顔とは180度違うアーティスト大野のファンが増えると大盛り上がりです」(芸能ライター)
20年12月31日をもって活動を休止する嵐。21日、ジャニーズ事務所からファンクラブ会員に通達されたところによれば、休止までの期間中、更新希望者には2020年12月分までのファンクラブ会費を月割りにする措置を取るという。21年1月以降、活動休止期間中のファンクラブについては、目下検討中としており、詳細が決まり次第案内するというものだった。
ファンの思いは複雑だ。グループ活動終わりが近づいたと嘆く者、ファンクラブ終了を予言する者、メンバー各自のファンクラブ発足を願う者、未だに解散してない先輩グループ、少年隊に倣って嵐ファンクラブ存続を熱望する者、「2021年以降も嵐メンバーの活躍を皆様にお楽しみ頂けますよう努めてまいります」という説明から存続の可能性を信じる者、ファンクラブが存続することで、ソロ活動せず、一人だけ活動休止する大野に無用なプレッシャーを感じさせると心配する者などそれぞれだ。
「解散騒動でもめにもめたSMAPの悪しき前例がありますからね。あの時も、グループのファンクラブはなくなり、その後、膨大な数の会費返金作業が続きました。個人のファンクラブ設立準備としていたが、結局は稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾がジャニーズ事務所を退所。木村拓哉の情報サービスを立ち上げたものの、中居正広の方は準備中のまま。嵐メンバーも準備中と称してほったらかしにされないとも限りません」(ネットライター)
2020年には、新作映画公開、国立競技場でのコンサート開催が囁かれる嵐。ファンクラブ会員でないとチケット抽選に応募する資格すらない。ファンにとっては必要不可欠な存在なだけに、この先も右往左往が続きそうだ。
(塩勢知央)