芸能

CM拒否どころかついに「取材NG」を宣告されたフジテレビ現場スタッフの苦境

 小泉今日子&中井貴一のダブル主演ドラマ「最後から二番目の恋」(フジテレビ系)シリーズに、11年ぶりの続編だ。第3期となる「続・続・最後から二番目の恋」が、4月期の月9枠で放送されることが決定した。

 フジテレビは中居ショックでCMスポンサー各社が出稿を見送ったままだが、とりあえず自局の制作枠では、月9枠のこのドラマ、Travis Japanの松田元太が主演する火9枠の「人事の人見」、4月16日スタートの水10枠で松本若菜主演の医療ドラマ「Dr.アシュラ」の放送が発表されており、木曜午後10時枠以外は出揃った。

「フジテレビは昨年からTBSのマネをして、ドラマの合同会見を行っていたのですが、今期はなしになったようです。その理由はもちろん、例の問題。とはいえ、CM収入がないので、ドラマの制作費が持ち出しになってしまうのではないでしょうか」(芸能事務所関係者)

 現在、一連の問題は、日弁連が定めるルールに基づく第三者委員会が調査中で、3月末をメドに調査結果が発表される見込みである。CMスポンサー各社はその調査結果を精査した上で今後の出稿を決めることになるが、4月期の時点では現在と同じように、自社の番組宣伝かACジャパンでCM枠を埋めることになりそうだ。

 とはいえ、CMスポンサーのみならず、ついに取材活動にも影響が出始めたフジテレビ。

「海外のとある高級ブランドが、芸能人を招いてのイベントを行うのですが、その取材リストからフジテレビが外されてしまったのです。理由は『本部が現状を憂慮し、フジテレビの取材は受けるべきではない』と判断したということ。今後、海外展開する企業や、海外が本社の企業は、フジテレビの取材を敬遠するかもしれません」(民放キー局の情報番組スタッフ)

 各現場のスタッフは頭を抱えていることだろう。

(高木光一)

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