芸能

高比良くるま「実はクビ宣告」だった!吉本興業「カリスマ切り捨て」で「お笑い帝国崩壊」の現実味

 吉本興業が令和ロマン・高比良くるまとのマネージメント契約終了を発表したことに、驚きの声が広がっている。

 一昨年、昨年と「M-1グランプリ」で史上初の連覇を達成し、今後のお笑い界を牽引する存在と目されていた高比良。今年2月にオンラインカジノの利用をめぐり、芸能活動を自粛していた中での契約終了となった。お笑い関係者が言うには、

「吉本は『双方合意の上』としていますが、実際は吉本が高比良をクビにした形です」

 吉本の発表から間もない4月28日夜に、令和ロマンが公式YouTubeを更新。契約終了に至った経緯を、高比良本人が説明した。

 それによると、数日前に吉本の「偉い人」から事務所に呼び出され、「YouTubeのほうでオンラインカジノの騒動に関する動画を上げたやんか」と、2月15日に高比良が謝罪動画をアップしたことを指摘。この一件で「会社との信頼関係が壊れてしまった」「どやろ? くるまくんがもし望めばやけど、契約解除ということで」と切り出された。高比良は吉本に残りたいと粘ったものの、最終的には上層部に押し切られている形で退所に至ったという。

 本人が明かした「契約終了の真相」に、首をかしげる芸能関係者が語る。

「昨年1月、性加害報道の渦中にあったダウンタウン・松本人志が独断で『ワイドナショー』への出演を告知したものの、処罰の対象とはなりませんでした。明らかにダブルスタンダード対応ですね。事務所だけでなく、テレビ局まで巻き込んだ松本と比べると、高比良の『勝手に謝罪動画をアップした』行為は、そこまで責められるものではない。吉本としては所属芸人の統制を図るための判断だったのでしょうが、高比良を切ったことで、いよいよ『お笑い帝国の崩壊』が現実味を帯びてきた感があります」

 深刻化しそうなのは人材流出で、

「これまでの吉本は自社の劇場を多数抱えていることが圧倒的な強みとなっていましたが、今やどこからでもネット配信ができる時代。さらに吉本から追放された高比良は、若手芸人の間ではカリスマ的な存在で、実は松本以上の影響力を持っている。今回の件で統制の厳しい吉本に嫌気が差した有望な芸人が、大量離脱しかねません」(前出・お笑い関係者)

 この激震はどこまで影響を与えるのか。 

(山倉卓)

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