三船美佳(32)と離婚裁判が始まった高橋ジョージ(56)が、3月27日、群馬県前橋市のパチンコ店にゲスト出演するという情報を聞きつけた。「テレビ出演が減った代わりに、パチンコ営業で荒稼ぎしている」との噂もあるが、はたして、その真相は‥‥。
「ゲストを始めた当初、ポスターには『あのロードの高橋ジョージ来店』だったのに、気がついたら『あの高橋ジョージ来店』に変わっていました(苦笑)」
ステージに集まった100人余りの客の前で、そんな自虐ネタから始まった高橋のパチンコ営業。
離婚裁判、さらには家族で住むはずが、現在1人暮らしをしている都内高級住宅地の新築一戸建など、何かと入り用な事情を赤裸々に織り交ぜる軽快なトークに加え、高橋は自慢の名曲「ロード」を本気で熱唱してみせた。
正直なところ、ホールはまあまあの盛り上がり。ただ、どこか違和感がある。それは終了時にわかった。
ステージに集まった客は即座に帰路につく。そう、彼らは「ジョージの歌を聴きに来た」だけの一般客。パチンコファンはその間、ずっと遊技を続けているわけで、誰も耳を傾けようとはしていなかったのだ。
「パチンコで負けている客に、この暗く悲しい曲や自虐トークは痛すぎる」
「だいたい、ゲストに渡す金があるなら、その分、客に還元しろ!」
というパチンコファンの意見は本音だろう。
ところで、「1本30万円」とも言われている高橋のギャラだが、実際にはどの程度なのか。パチンコ関係者が明かす。
「その人のランクに加えて、旬かどうかで決まる。特にワイドショーに取り上げられている場合は、大きく反映されます。高橋は大物かつ時の人ですから30万ということはまずないでしょう。最低70万、いや、今なら100万円以上でしょうね」
この関係者によれば、ギャラのランクはおおむね5~6段階あり、一般知名度のまったくないパチンコライターで5万~30万円。芸能人なら30万円が下限だと言う。
「加藤茶クラスで100万円。元『モーニング娘。』のメンバーが50万程度。浜田ブリトニーで30万です」(前出・パチンコ関係者)
これらのランクに、旬かどうかで「色」がつくわけだ。
「ワイドショーをにぎわせていた頃の酒井法子が300万円。09年に一度だけ引き受けた横綱・白鵬も同じく300万円でした」(前出・パチンコ関係者)
高橋の日当を予想すると、1本30分~1時間を3店掛け持ちするとして、仲介会社と事務所の取り分を引いた「推定100万~150万円」がパチンコ営業のギャラというわけである。
ちなみに、景気が低迷している現在も、パチンコ店がタレントをこれほど起用するには、理由がある。
「パチンコは現在、広告規制がキツく、空チラシが打てないのです。そのため、タレントの来店は、チラシを刷る口実として役に立つわけです」(前出・パチンコ関係者)
金と引き換えにプライドを傷つけられるのがパチンコ営業とも言われるが、覚悟を決めた高橋にとって、この程度のアウェーなど「何でもないようなこと」のようだ。このまま「パチンコイベント・ロード」を第十三章まで突き進むのか?