2月28日に公開した新垣結衣の主演映画「くちびるに歌を」。この作品で合唱部のメンバーを演じた女子7人による期間限定ユニット「Lips!」が3月24日に楽曲を配信し、話題になっている。
「メンバーは葵わかな、恒松祐里、柴田杏花など若手女優7人。映画のキャンペーンで全国をまわっている際にユニットを結成し、打ち上げでパフォーマンスしたところ『完成度が高い!』と、今回のデビューになりました。“映画の宣伝”という声もありますが、プロモーションとしては出遅れてますから、純粋に現場からそういう声があがったということでしょう。興行収入はともかく、映画そのものの評価は高いので、業界内ではこの作品に出た若手女優は注目されています」(映画関係者)
作品の中では長崎の離島に赴任した音楽教師を好演している新垣。撮影でも「先生」ぶりを発揮していたという。映画関係者が続ける。
「3月中旬に映画の舞台となった長崎でヒット御礼の舞台挨拶がありました。新垣さんはその後、そこに出席した生徒役たちを撮影で使われた長崎公会堂に集めたんです。実は新垣さん、生徒役のみんなのために卒業式をやろうと企てて、実際に先生のように一人ひとりにお別れの言葉を贈っていました。Lips!の結成も、新垣さんが言っていた『何事も楽しもう』という言葉を受け、彼女たちが自主的に結成したものなのです」
Lips!メンバーは全員、新垣と別の事務所に所属しているが、今回の共演で「目標は新垣さん」と皆口をそろえて言っており、多くの若手女優の憧れとなっているようだ。