4月1日に行われたフジテレビの入社式にSMAP、ゆず、さだまさしらが登場し、新入社員の門出を祝った。これはフジテレビの音楽番組「僕らの音楽」とのコラボ企画で、今回が8回目。この模様は10日に放送される。
「さだまさしさんと木村拓哉さんが『案山子』を、谷村新司さんと稲垣吾郎くんが『いい日旅立ち』を歌うなど、特別な演出に新入社員も大喜びでした。特にゆずと香取慎吾さんが『栄光の架橋』を歌った時は、泣き出す人もいたほど。香取くんも歌いながら感動し、『これからみんなが夢を叶えていくんだなぁと思うと、心のキャッチボールがあり、感動が込み上げてきた』と語りました。彼は『自分は芸能界しか知らない。だから一緒に番組を作るスタッフは仲間』と言っていて、“未来の仲間”の入社式に思い入れがあったと語っていました」(テレビ局スタッフ)
そんな香取が尊敬する人物は、2002年から「全日本仮装大賞」(日本テレビ系)で共演している萩本欽一だという。ベテラン芸能記者が話す。
「香取が11歳の頃、ジャニー喜多川社長に連れられて萩本の番組に見学に行ったのが出会いです。『楽しいから』と、その後も何度か見学に来ていた彼を萩本は気に入り、17歳の時に『よ!大将みっけ』(フジテレビ系)に声をかけました。香取は萩本をまったくヨイショしません。しかし尊敬しているその想いは、毎年誕生日にプレゼントをしたり、萩本に似合う服を2時間もかけて探したりする、そんな態度からも十分伺えます。
また、香取が出演する番組で、萩本が彼に手紙を送ったことがありますが、これも香取たっての希望。ディレクターが理由を聞くと、無言でバッグを開け、そこには萩本さんの書いた本が入っていたそうです」
「仮装大賞」の共演は、香取が一緒に番組をやりたがっていると聞いた萩本から「それなら」と呼ばれのだとか。
萩本は「いつか慎吾に番組を譲ろう」と決めているという。