木村拓哉(42)がテレビ朝日系で初主演する連続ドラマ「アイムホーム」の初回が4月16日に放送され、平均視聴率16.7%を記録した。20%には届かなかったが、昨今の低調気味なドラマ視聴率にあって、さすがはキムタクという“合格点”を叩きだしたようだ。
そんな今回のドラマにおいてキムタクには、視聴率ばかりではないプレッシャーがあるという。
「今ドラマは、2004年に時任三郎を主演としてNHKでドラマ化されています。これまでのキムタクは自分のために用意されたドラマで主演を張ってきただけに、比較対象はありませんでした。ところが今回の場合、芸達者な時任と比較されてしまうため、以前より指摘されてきた演技力のなさが露呈しないか周囲は心配していました」(芸能記者)
一方、仕事を離れてもキムタクを悩ます種は尽きないという。役者としてのスキル問題ばかりか、身内にも不安要素を抱えているというのだ。芸能プロ関係者が言う。
「実母の悠方子さんが、スピリチュアルな精神世界や子育てなどをテーマに全国で講演活動をしているんです。もちろんそれは自由ですが、実母であることからキムタクファンへの影響力を危惧するジャニーズ事務所サイドから『ほどほどに』と釘を刺されてきたのですが、聞く耳を持たない」
先日にはネット上の動画サイトに悠方子さんが、人材育成などを目的とした会員制活動団体代表と対談する模様がアップされた。
その中で彼女は、キムタクがまだ中学生の頃に自身が変調をきたしたことを明かし、「普通の生活も安定剤がないとできなくなる。夜は睡眠剤を飲まなければ眠れなくなるっていうのが16年続いた」などと、トップアイドルの知られざる家族の秘密を公開してみせたのである。
周囲が騒がしくなるのは人気者の宿命だが、「アイムホーム(ただいま)」と戻る場所までが落ち着かないとは‥‥。