ドラマ第1部の最終回では視聴率29%とうなぎのぼりに視聴率を上げた「半沢直樹」(TBS系)。ヒットの理由は、主役半沢を演じる堺雅人の熱演、流行語にもなりそうな「倍返しだ!」の決めゼリフ、キャラ立ちした悪役の面々など様々あるが、ここに来てTBS内部では意外な功労者の名前が浮上している。
「ヒットの理由は、『半沢=水戸黄門』だと局内では分析されています。上司からのイジメに半沢が耐えに耐え、最後は逆に切り札を突きつけ土下座させてしまう。その姿はまるで悪代官に印籠を見せ付ける黄門様の勧善懲悪の復讐劇そのものです。その意味で言えば、第1部で無意味に水着入浴シーンを頻発させていた壇蜜はかげろうのお銀(=由美かおる)だったとも言えます(笑)」(局関係者)
たしかにTBSならではの演出とも言えそうだが…。
「ドラマ第2部では原作・池井戸潤の『オレたちバブル入行組』をベースに半沢と大和田常務(香川照之)との対決が描かれる新たなストーリーとなります。残念ながらかげろうのお銀、いや壇蜜は登場しません。それでも第1部にも出演していたあの脇役がキーマンとなり、壮大な人間ドラマが描かれるようです。すでにこの大ヒットを受け『半沢シリーズ』の映画化の声も上がっています」(局関係者)
果たして第2部でも、半沢黄門様の歯切れのいい「倍返し=控えおろう」の啖呵が飛び出るのか!?