5月22日、木村拓哉が、自身のラジオ番組「What’s海賊団 木村拓哉のWhat’s UP SMAP!」(TOKYO FM)で、「夢」について持論を展開した。
きっかけは、10日に放送された「ヨルタモリ」(フジテレビ系)でタモリが言い放った発言だ。タモリは夢を持つことについて、「夢があるようじゃ人間終わりだね」と言い放ち、さらには「夢の達成される前の期間は、まったく意味のないつまんない期間になる」と、とらえかたによっては元も子もないような物言いで否定したのである。
その場にはSMAPの仲間・草なぎ剛もいたが、「夢に向かって頑張ろうぜ、みたいな。じゃあ、叶っちゃったらどうすんのって話で」と、タモリに同調している。
そんなシーンに触れて、キムタクは、「ないなあ‥‥そういう考え方は」と口にし、「夢が叶ったあとどうするの? 叶ったら最高にハッピーじゃないですか」と、タモリや草なぎには持てない夢が自分にはあるのだという趣旨で語ったのだ。
長きにわたり芸能界でトップに君臨するキムタクですら、まだまだやり残したことがあるというのか。芸能記者が解説する。
「これまでキムタクは妻・工藤静香との共演が一度もないんですよ。ジャニーズサイドが徹底的に“共演NG”を出していますからね。ところが今年は工藤が自宅の写真を公開するなど、露出を恐れず積極的な活動をしている。というのも、ベストアルバムを発売した今年は、『おニャン子クラブ』の結成30周年でもあります。私生活切り売りも辞さずなのは、メモリアルイヤーに『紅白出演』の声を高めるためでもある。となれば、紅白の常連・SMAPとの共演が実現します。実はSMAPのほうもジャニーズ内で嵐に人気が圧倒されている現実があるうえ、紅白の視聴率伸び悩みという現実的な問題で共演機運は高まっているんです」
夢がMORIMORI。夫婦共演の夢が叶ったら最高にハッピーなのだろう。