日本中を駆け抜けたSMAPの解散の余韻が冷めやらぬ中、裏騒動としてにわかに注目を集めているのが、木村拓哉(43)と工藤静香(46)夫妻の長女(15)。その才色兼備ぶりにマスコミからは感嘆の声まで上がったというのだが‥‥。
現場に居合わせた写真誌カメラマンが興奮気味に語る。
「SMAPの解散騒動の渦中の8月23日、“解散の黒幕”として名前があがっていた工藤静香が、前日に帰国したキムタクに続き休暇を過ごしていたハワイから帰国。羽田の到着口には報道陣が集まっていた。夕方に現れた工藤にシャッターが向けられたとたん、カメラマンたちの間からどよめきが起きたんです。というのも、工藤静香よりも後方を歩いていた2人の娘たちのあまりのかわいらしさにびっくりしたというのが本音。マスクをしていたので表情まではうかがい知れなかったですが、特に長女はずば抜けてかわいい。顔は木村さん似で、スラーっと細くて長い手足は、静香さん譲り。私の目には若い頃の宮沢りえ似に見えましたね」
SMAPのメンバーの中でも唯一の既婚者である木村は、28歳にして工藤とデキちゃった結婚。相次いで授かった長女と次女はすでに15歳に13歳と順調に成長しているが、マスコミの前に姿を見せたことはほとんどなかった。
芸能記者が語る。
「父親のキムタクが人一倍、娘がカメラに映されることを嫌がっています。もともと彼自身、家族について公の前でしゃべることは皆無ですし、プライベートをマスコミに公開するのをよしとしていない。今回の帰国の際も、まだ娘が10代で幼いだけに母親の工藤が防波堤になって、マスコミとの接触を最小限にしようとしていた」
しかもキムタク夫妻は、芸能界でも教育熱心で有名だとか。中でも静香は教育ママとして一家言持っているという。ワイドショースタッフが話す。
「子供のことを1番に考え、入学させる学校や習い事を熱心にリサーチ。今は個性を伸ばす方針のインターナショナルスクールに通わせています。学費は年間で200万円を超えると言われていて、多忙なスケジュールの合間を縫って時間があれば、夫婦そろって子供たちを学校へ送迎することもあります。まさに箱入り娘のお嬢様ですよ」
それだけではない。工藤といえば、歌手としてだけでなく、過去20回も二科展に入選するなど、画家としてもその実力は折り紙付き。それだけに勉強のみならず、芸術方面にも“英才教育”を施しているというのだ。
「娘2人とも幼少期からピアノやバイオリンを習っているようで、特に長女はフルートに夢中だといいます。13年に行われたフルートのコンテストでも長女は最優秀賞、次女も優秀賞という成績を残しています。家族4人で欧州にフルート演奏を楽しむ旅行に行ったり、静香さんは近い将来、娘たちを留学させようと考えているんです。以前からささやかれていましたが、今回のSMAP解散の騒動で、娘たちにも影響が及びますから、海外移住がますます現実味を帯びてきています」(前出・カメラマン)
これには業界関係者も黙っていない。
「海外では実力がなければいくら親が有名でも評価されません。留学で本格的に力をつければ、宇多田ヒカルさんのように“逆輸入アーティスト”として開花することが可能です。両親譲りで容姿端麗なわけですから、日本のレコード会社はどこも放っておくはずがない。木村さん夫妻は子供をメディアに出させたくないという思考が強いですが、本人たちが望めば、折れるしかないでしょう」(芸能プロ関係者)
芸能レポーターの佐々木博之氏も絶賛するばかり。
「本格的に音楽家として活躍するとなれば、実力や容姿に相まって、凱旋して日本で活動する可能性は高いです。そうなればクラシック界に革命を起こす存在になるでしょう」
親の“十四光り”を使わずとも、嵐を起こす日が近いかもしれない。