7月に放送開始される連続ドラマ「デスノート」(日本テレビ系)のキャストが25日、明らかになった。主演の夜神月役を務めるのは、現在若手実力派と言われる俳優の窪田正孝である。
「窪田はNHK朝ドラ『花子とアン』や、湊かなえ原作ドラマ『Nのために』(TBS系)などで注目を浴び、現在、若手の中でも注目株と言われる俳優です。今年はドラマ以外にも映画に4本出演と引っ張りだこで、特に業界からはその高い演技力が称賛されている。おそらく本編では映画版デスノートで主演を務めた藤原竜也の濃い演技とは対極の、クールな演技を見せてくれるのではないでしょうか」(芸能誌記者)
そんな窪田は現在、山下智久が主演を務めるテレビドラマ「アルジャーノンに花束を」(TBS系)で同僚役を務めている。しかしその演技力の高さから、彼の存在が山下の評価をさらに下げる要因となっているという。
「『アルジャーノン──』は放送直後から、山下への演技に批判的な声が相次ぎました。その影響を受けてか視聴率も現在1ケタまで下がっているという状態です。本作の主人公は知能に障害を持つ役柄なので高い演技力が求められますが、山下では力不足と感じていた視聴者が多い。そのため『演技のうまい窪田が主演をやったほうがよかった』という意見が増えているのです」(テレビ誌記者)
人気作「デスノート」の主演に決まったことで、今後ますます「アルジャーノン」では窪田に注目が集まることになるかもしれない。山下にとって思わぬライバル出現となったようだ。