フジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげした」内のコーナー「食わず嫌い王決定戦」で、照明や音声などの裏方スタッフへの蔑視とも取れる発言で炎上、総攻撃をくらった女優の広瀬すず。
その騒動の余韻も覚めやらぬ中、細田守監督の7月11日公開の新作アニメ映画「バケモノの子」で声優に初挑戦ということでインタビューに応じているのだが、これまた「何もわかってないだろ?」の声が上がっている。
あるメディアのインタビューでは冒頭から「アニメはあまり見てなくて、バラエティ好き」を強調。アニメ映画のプロモーションとは思えないスタートにのっけから微妙な空気が漂うのだが、インタビュアーがあの騒動に気づかってか、広瀬=天然に振ろうとするものの、本人は「(自分は)天然ではないです」と力説。これにはインタビュアーも困ったはずだ。しかも、映画「海街diary」で共演した天然女優の代表格・綾瀬はるかとは、「タイプが一緒だね」と盛り上がったのだとか。
このインタビューを読んだ人たちからは、「天然じゃないってことは、あの発言は本心ってことでしょ!」「綾瀬はるかさんは裏方さんにあんなことは絶対に言わない」「大好きなアニメにあんたみたいな素人が声優で出ないで!」など、続々とアンチ広瀬の声があがっている。
さらに、後半では広瀬のバラエティ好きに言及されているのだが、本人から「反省している」という言葉まで出た。
「しかし、反省している番組は『食わず嫌い王』ではなく、『しゃべくり007』(日本テレビ系)について。バラエティがほぼ初めてで舞い上がってしまい、あまり話せなかったことを『反省』していました。例の炎上発言についてはひと言も触れず。事務所からその質問がNGにされていたことは間違いないでしょうし、あえてクギをさされてなくても、太鼓持ち記者が『食わず──』の言葉を飲み込んだことは容易に想像できます。最後には『またバラエティに出演させていただけないかな~』とあっけらかんと語ってますが、事務所に言わされてるのか何なのか。あの発言について語れないなら視聴者から総スカンを食らいますし、ヘタに自由にしゃべらせたらまたボロが出ますからね(笑)。広瀬すずのバラエティ出演はしばらくないでしょう」(テレビ誌ライター)
悪気があろうとなかろうと、注目若手女優の世間知らずな振る舞いは、意外なほど深く根が張ってしまったようだ。
(村岡タクミ)