「主戦場を映画にしてきた事務所の戦略勝ちでしょう。このご時世、連続ドラマに主演しても数字が取れないと評価を落とし、かえってイメージを損ねかねない。その点、彼女は演技力がしっかりと評価されるような仕事を選んできたので、まさに取るべくして取ったと言えます」(広告代理店関係者)
二ホンモニターがまとめた「2017上半期タレントCM起用社数ランキング」で、トップの座についたのは弱冠19歳の広瀬すずだった。
「10代の透明感あふれる瑞々しいキャラクターは、どんな企業イメージにも当てはまります。人気の理由はルックスだけではありません。ちょっと舌たらずで、男を惑わすような声は魔性の魅力を秘めていると評判。声優を務めたアニメで共演した俳優の菅田将暉も製作報告会見で『色っぽい』と、広瀬の声を大絶賛していました」(芸能記者)
育ちざかりのカラダとオトコ殺しの声でゲットしたCM契約は14社。2位以下の10社を大きく引き離す結果になった。
「2位には綾瀬はるかや上戸彩といった常連組が名を連ねていますが、共通しているのは艶系演出を解禁したこと。綾瀬はパナソニックのCMで入浴シーンに臨み、対する上戸も映画『昼顔』のベッドシーンで本格派女優の仲間入りを果たしました」(芸能ライター)
同じく2位集団につけている高畑充希は、ブルゾンちえみに扮した「NTTドコモ」のCMで話題をさらった。
「丈の短いスカート越しにムチムチしたHIPをフリフリさせて踊りまくっていました。NHK朝ドラ『とと姉ちゃん』でブレイクした頃より肉づきがかなりよくなって驚きました」(前出・芸能評論家)
スポンサー獲得のためには、多少のお色気サービスも必要なのかもしれない。
7月24日発売の「週刊アサヒ芸能」(8月3日号)は、そんな「CM女王」たちの隠れた魅力を徹底調査。特集記事を読めば、オンエア中のCMの見方がガラリと変わるかもしれない。