芸能

天才ではなかった!?有村架純が“自己分析”で編み出した役作り方法とは?

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 女優の有村架純が、10月スタートの「海に降る」(WOWOW)でドラマ初主演を務めることが発表された。演じるのは、有人潜水調査船の女性パイロット役で、JAMSTEC(海洋研究開発機構)が全面協力。ミュージカル界のトップスター、井上芳雄が出演するなど、早くも話題になっている。

「キャストは男性ばかりですから、その中でいかに有村さんらしさを出せるかがポイントですね。彼女は2010年5月にドラマ初出演して以来、各局にまんべんなく出演しています。デビューした頃、自己分析をし、『知らないことに興味が薄い』と気付き、それを改善するよう心掛けたそうです。次第に色んなことに興味が湧くようになり、未経験の仕事にも積極的に取り組むようになりました。どんな指示にも嫌な顔をしませんし、『また仕事したい』と、各局がオファーするんです」(芸能関係者)

 6月に終了した「ようこそ、わが家へ」(フジテレビ系)では主人公の妹役を演じた有村。父親役の寺尾聰からは、役作りに太鼓判を押してもらったという。ドラマ関係者が語る。

「有村さんは自分が感覚で芝居が出来るタイプではないと自己分析し、台本を何回も読み込んで考え、練習をすることを怠りません。それに寺尾さんは感心していましたね。寺尾さんの父親の宇野重吉さんは、17歳で芝居の極意を掴んだと言われる天才俳優です。若い頃は比べられて悩んでいましたが、『自分は父親とは違う』と役作りの仕方を感覚的なものから、作り込む形に変更したんです。その結果、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞する名俳優になりました。有村さんに『若手は感覚で出来るタイプに憧れるけど、早い段階で自分が違うと気付いたのが大きい。自分を知っていることが一番の強みだよ』と言ってくれたそうです」

 自身のブログで寺尾から「まだまだ突っ走れ!」と言われたことを明かした有村。名優のエールを受けた彼女の演技に期待したい。

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