歌手にモデル、そして女優と八面六臂の活躍を見せる西内まりや。しかし、みずからが主演し、話題性十分でスタートした「ホテルコンシェルジュ」(TBS系)は、初回視聴率9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、あまり喜べない船出となった。
「このドラマはすでに大コケ臭が漂っています」と言うのはテレビ局関係者だ。
「TBSは『姉さん、事件です』のセリフが印象的だった高嶋政伸主演のドラマ『HOTEL』を大当たりさせていますから、今回の『ホテルコンシェルジュ』も期待度が高かった。ところが始まってみると、ホテルの内情やそこで働く者から訪れる客に至るまで、リアリティが何ひとつなく、主役の西内の演技もぼんやりしている。脚本の松田裕子は、今期は杏主演の『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)でも脚本を書いていますが、こちらは初回視聴率14.7%と好発進。もしかしたら主演の力の差が出ているのかも‥‥」
また、広告代理店関係者は西内の露出過多に警鐘を鳴らす。
「西内は来月、歌手として『RISING PEACE FES 2015』に、モデルとして『Seventeen 夏の学園祭2015』に出演する予定が控えており、さらに11月には主演映画『レインツリーの国』の公開も予定されています。この状況は、ひと昔前の剛力彩芽以上ですから、西内に対して食傷気味になる人も多いはず。事務所が仕事を絞らなければ、いろんな意味で西内は潰れますよ」
一気に飽きられることも心配だが、「西内まりや、過労でダウン」の文字が夕刊紙の一面に載らないことを願う。